茨城県で良い家を安く建てるコツ|基本的な間取りの考え方
マイホームの建築では一千万円単位のお金をかけるのですから、「良い家に住みたい」と思うのは当然のことですよね。しかし世の中にはマイホームづくりの失敗談や後悔話が尽きません。
家づくりはそれほど難しいものですが、しっかりポイントを抑えれば良い家を建てることは不可能ではありません。
今回は「良い家を安く建てる」というテーマで、良い家の条件や間取りの考え方について解説していきます。
- 良い家の条件を把握する
- 家づくりの取り組みや考え方を覚える
- 暮らしやすい間取りは年代別に異なる
良い家を安く建てることは可能?
工業製品と違いマイホームには定価がなく、同じ間取り・面積の家でも大きな価格差があります。価格差にはさまざまな理由がありますが、一概に「安いからダメ」ということはなく、会社選びや取り組み方のコツで安くて良い家を建てることはできます。
良い家の条件や取り組み方を最初に把握しておけば、お金をかけるべき部分と削るべき部分が見えてきます。ムダを無くしてコストパフォーマンスを良くし、安くて暮らしやすいマイホームづくりを目指しましょう。
まずは良い家の条件をチェック
・健康&快適に暮らせる
身体への負担やストレスがなく、家族全員が健康に暮らせるのは良い家の必須条件の一つです。
- 化学物質や接着剤によるシックハウス症候群の心配がない
- 日当たりや換気計画でカビ・ダニが発生しにくい
- 全体の断熱性能が高く部屋の温度差が少ない
- 効率の良い動線で家事・生活の負担が少ない
上記のようなポイントは目に見えにくい部分ですが、健康で快適な暮らしには欠かせないものです。ハウスメーカー・工務店を選ぶ際は、このような快適性・健康性能への取り組みをチェックしてみて下さい。
・長持ちする
マイホームは気軽に何度も建て替えるようなものではありませんから、お手入れをしながら長く暮らせる耐久性も大切な性能の一つです。
屋根や外壁にすき間・ひび割れが発生すると雨漏れに発展し、柱や土台といった構造体に大きなダメージが発生してしまいます。単純な耐震性だけを見るのではなく、どんな土台なのか、どんな木材を使っているのかなど基本的な部分もしっかりチェックしましょう。
・ライフスタイルの変化に対応できる
後半でも詳しく解説しますが、暮らしやすい間取りは家族の成長や巣立ちによって少しずつ変化していきます。数十年単位でライフスタイルの変化に対応できるということも、良い家の大切な条件の一つ。
今現在の家族だけを考えるのではなく、お子さんの成長、老後のことなども見据えた間取り設計や設備のチョイスが大切です。
・満足度の高いデザイン
マイホームの満足度に大きく影響するデザイン性も、良い家づくりには欠かせない要素です。理想のデザインで仕上げたお部屋は毎日の生活に彩りを与えてくれますし、大切なお客様もおもてなししてくれます。素敵な外観は街の景観づくりにもつながり、我が家の満足度がもっと高まります。
高級な建材や派手な装飾を施す必要はありません。毎日目にする場所ですから、シンプルかつおしゃれなデザインを目指しましょう。
・生活を圧迫しない価格
どんなに性能が高くおしゃれな家でも、毎月の住宅ローン支払いが生活を圧迫してしまうと素敵な暮らしは送れません。無理のない資金計画を立てられる購入しやすい価格も、良い家の大切な条件です。
プランや設備が自由な注文住宅では、いろいろな選択肢を見ているとついグレードの高いものに目移りしがち。しかし無理な返済計画のせいで生活が苦しくなり、最終的にマイホームを手放すことになってしまうケースも少なくありません。
大切な住まいを失うことにならないよう、このあとご紹介する安くて良い家を建てるコツを実践してみてください。
良い家を安く建てるコツ
上でご紹介した良い家の条件を満たしつつ、コストパフォーマンスの良いマイホームを建てるための取り組み方をご紹介します。
・近場の工務店/ハウスメーカーを選ぶ
安くて良い家を建てるための第一条件としては、建てる場所から近い工務店やハウスメーカーを選ぶことです。近場の会社なら打ち合わせや移動にかかるコストが減り、緊密な打ち合わせで間取りやデザインの完成度を高めることができます。
遠くから来る会社は移動経費が建築費用に上乗せされるのでムダなコストがかかってしまいます。100円のジュースを富士山の山小屋で買うと数倍の値段になるのと同じ原理です。
地元の施工店なら情報操作されていない本物の口コミをチェックしやすい点も大きなメリット。仕上がりや対応が悪い会社を回避しやすくなるので、良い家を建てられる可能性がアップします。
・最初に家族でしっかり話し合う
モデルハウスやカタログを見て相談する施工店を決め、最初のプランを作る前に家族でしっかり会議して、要望や理想をすべてリストアップしましょう。初期段階でしっかり話し合うことで理想のマイホーム像が見え、効率良く素敵なプランを考えることができます。
最初に話し合いをせずなんとなく家づくりを進めると、後から要望がどんどん出てきて予算オーバーになりやすいです。叶えたい要望がリストアップされていれば、優先順位を付けて予算内に納めやすくなります。
・早い段階で予算を決める
要望出しやプラン作成と同時に、早い段階で資金計画や総額の予算を決めることも大切です。最初に予算がはっきり決まれば、予算オーバーや無理な返済計画を回避することにつながります。
要望と予算が決まると実現できること・できないことがはっきりするため、家づくりの方向性が見えてきます。最初に方向性が決まると迷いが減り、「こうしておけば良かった…」という後悔を減らせるのです。
・土地の安い郊外エリアを検討する
住み心地や品質を落とさず価格を下げるには、郊外のお買い得な土地を選ぶのも一つの方法です。
駅前などの人気エリアはどうしても坪単価が高く、建物や設備の予算が削られてしまいます。比較的坪単価が安い郊外の土地なら、間取りや設備の選択肢が増えてより良い家づくりをしやすくなります。
郊外エリアは広い土地を確保しやすいため、日当たりや静かさなど暮らしやすい環境を得やすいのもメリット♪
【時期別】基本的な間取りの考え方
・子育てスタート期
お子さんの誕生を機に家づくりをスタートする子育て期の方は、家事・子育て・仕事をバランス良くこなせる間取りを考えることが大切です。
小学校の低学年くらいまでの時期はパパママと過ごす時間が多いので、対面キッチンやリビング横の和室などがあると便利です。
人生の中で最もパワーを必要とする時期なので、スマートな家事動線や食器洗い乾燥機といった時短設備など、負担を軽減できる家づくりを心がけましょう。
・受験~巣立ち期
中学生以降はお子さんが思春期を迎え、受験も控えるデリケートな時期。お子さんを見守りつつ、プライバシーや勉強に集中できる環境が必要になります。
個室の子供部屋でプライバシーを確保しつつ、リビング階段など顔が見える間取りアイデアでバランスを取りましょう。
進学や就職で親離れが進むと子育て期より少し時間ができるので、夫婦での時間や趣味を楽しむ間取りアイデアもおすすめです。お家でデート気分が楽しめるバーカウンター風の対面キッチンや、一人の時間が過ごせる趣味スペースなどもあると良いですね。
・夫婦2人暮らし期
お子さんが巣立ったあとの夫婦2人暮らし期は、必要最小限のジャストサイズな生活が送れる間取りが基本。
水回りや寝室など必要な間取りは一階にまとめ、階段の上り下りを少なくすると老後もそのまま暮らしやすいです。
若い世代の方も将来を見据えて、手すり・スロープなどを設置できるようにしておくのがおすすめ。
時期によって住みやすい間取りの条件は変わりますが、ライフスタイルが変化しても対応できるような間取りを考えてみましょう。
【関連コラム】⇒子育てから老後まで住みやすい家のつくり方|注文住宅の間取り実例【茨城】
まとめ
家づくりにはさまざまな困難もありますが、一つずつクリアすることで素敵なマイホームに近づきます。せっかくマイホームを建てるのですから、妥協せずコスト・住みやすさ・デザインすべてに満足できる良い家を目指しましょう。
茨城県で家づくりをご検討の際は、地元ハウスメーカーのエーベンハウスにご相談ください。地元産の高品質な無垢材を使った、コストパフォーマンスに優れた家づくりが私たちの強みです。
平屋・二階建てそれぞれのモデルハウスもご用意しておりますので、間取りやデザイン、木の質感や仕上がりをぜひご体感ください。
〒315-0001 茨城県石岡市石岡13446−36
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