注文住宅のリビングでこだわるべきポイント|茨城の新築実例集
家族のくつろぎタイム、来客時の応接などさまざまな役割を持つリビングは、注文住宅の間取りでも特にこだわりたい場所の一つ。開放的でおしゃれなリビングは、毎日の生活を素敵に彩ってくれます。
今回はリビングをおしゃれに仕上げるこだわりポイントや、間取りづくりで後悔しやすいポイントをピックアップして解説します。
実際の注文住宅リビングも写真付きでたくさんご紹介しますので、これからマイホームを検討する方はぜひ参考にしてください。
目次
マイホームの印象はリビングで決まる
一軒家の中でも一番過ごす時間が長いリビングの完成度は、マイホームのイメージや満足度に大きく影響します。現代で主流の一つなぎLDKスタイルでは、リビングが家事動線の一部となることも多く、暮らしやすさの面でも重要です。
重要度が高い間取りだからこそ失敗してしまう人が多く、逆に上手に仕上げることができれば理想のライフスタイルを実現しやすくなります。
おしゃれで暮らしやすいリビングの間取りをたくさん見て、自分たちのライフスタイルに合ったアイデアを上手にマネしてみましょう。
おしゃれなリビングの注文住宅実例
・リビング階段
一つなぎの広いLDKレイアウトに、デザイン性と動線効率に優れるリビング階段を組み合わせました。
南側に向けた大きな掃き出し窓の光はお部屋の隅々まで届き、明るいリビング空間を演出してくれます。ダイニングキッチンとの間に目隠しの格子を配置し、リビングとさりげなくゾーニングしています。
・吹き抜け
縦長LDKのリビング部分だけ吹き抜けにして、程よい開放感と明るさをプラスした間取り実例です。
梁を大胆に露出した吹き抜け空間は、実際の床面積以上の解放感をリビングに与えてくれます。
視線を気にせずいつでもオープンにできる高窓は、リビングにたっぷりの自然光を届けてくれます。
・梁見せ天井
シンプルな横長リビングの天井に、梁見せ天井で高級感とおしゃれなイメージをプラスしました。お部屋の長手方向に二本の太い梁を通し、奥行感を強調して広く見せる効果も持たせています。
南向きの大きな窓からたっぷり自然光が入るため、ダークカラーの梁でも圧迫感が出ません。
・リビング和室
シンプルな縦長リビングに和室を隣接させ、間仕切りの開閉でL型リビングのような使い方もできる間取りです。
畳の間取りはキッズスペース、応接間、来客用の寝室、家事スペースなど多目的に使えるため、幅広い世代の方にオススメです。
最近主流のクロス仕上げ和室なら、リビングと隣り合わせでも違和感がありません。
【実例の詳細はコチラ】K様邸|木づきの家
・平屋の勾配天井リビング
二階の床がない平屋の構造を活かし、屋根形状そのままの勾配天井をおしゃれなアクセントにしたリビングです。
高い天井と力強い梁見せデザインは、リビングの開放感とデザイン性を高めてくれます。シーリングファンを付ければ、冷暖房効率も問題ありません。
注文住宅のリビングでこだわるべきポイント
・窓の配置
リビングの窓配置は、自然光の入り方だけでなくソファに座ったときの視界や全体の雰囲気にも大きく影響します。
大きな掃き出し窓から視線が抜けるレイアウトは、リビングを実際の床面積より広く見せることができます。
吹き抜けや勾配天井のリビングなら、高い位置からたっぷり自然光を採りこんで明るい雰囲気に。
縦横のスリット窓、スクエア窓など、スタイリッシュなイメージをつくることもできます。
・収納
テレビのリモコン、スマートフォンや読みかけの本などさまざまなアイテムが集まるリビングは、収納量を確保することも大切です。
収納の無いリビングはすぐにモノがあふれ、生活感が見える残念な空間になってしまいます。床にモノが散らかっていると、掃除機をかけるのも大変です。
リビングクロークを設けたり、階段下のスペースをコンパクトな収納にしたり、必要な物をサッと出し入れできる場所に作ってみましょう。
・照明
一昔前までのリビングは、大きめのシーリングライトを1~2個設置して均一に照らすのが定番でした。最近はスッキリした印象のダウンライトや、明暗を付けて上品な雰囲気に仕上げるスポットライトなどが人気です。
リビングの雰囲気にこだわるなら、器具自体がおしゃれなアクセントになるダクトレール照明もおすすめ。好きな位置に照明器具を設置できるので、気分に合わせてお部屋の雰囲気を変えて楽しめます♪
リビングの間取りでよくある後悔の声
・派手なアクセントクロスで飽きてしまった
リビングの壁紙の一部を切り替えるアクセントクロスは、手軽にデザイン性を高められる人気のアイデアです。しかし派手な柄物やビビッドなカラーを選んでしまい、しばらく暮らしてから飽きてしまう失敗談が少なくありません。洋服でもお店で気に入って選んだのに、実際に家で着てみたらちょっと派手だったということ、ありますよね。
リビングの壁紙は毎日眺める場所ですから、自然になじんで飽きが来ないカラーをチョイスしましょう。
・西日がまぶしい
窓とテレビの位置関係が悪く夕方の西日で画面が良く見えないというのもよくある後悔の声です。対策としては、間取りを考えるときにソファやテレビの配置までセットで考えるのがおすすめ。
平面図や3Dパースと方角も確認し、太陽の位置が低い夕方の時間もまぶしさを感じない窓配置を考えてみましょう。
・子供のスペースがない
「広いリビングをつくったから大丈夫」と思っていても、成長期のお子さんが居るとおもちゃが散らかってしまうことが多いです。赤ちゃん期~小学校くらいまでの時期は、リビング内にキッズスペースを確保できる間取りを考えましょう。
間仕切りなしでもキッズサークルやカーペットでゾーニングしてあげれば、自分のテリトリーを意識して無秩序におもちゃが散らかるのを防げます。リビングに隣接する畳スペースや小上がりも、キッズスペースとしておすすめ。
・キッチンの生活感が丸見え
最近主流の対面キッチンやオープンキッチンは、開放感が得られる反面リビングから生活感が見えやすくなる点に注意しましょう。お客さんが来るたびに慌ててキッチンを片付けないといけない…、というのはよくある失敗談です。
対面カウンターでシンクが見えないようにする、L型リビングで視線を遮るなど、来客時の動線や視線も考えてみてください。
・家具を置いたら思ったより狭い
引っ越し前は広く見えたのに、家具を運び入れてみたら狭くなってしまうのもよくある失敗パターン。リビングが狭く見えてしまう原因はさまざまですが、対策としては間取りと家具をトータルコーディネートするのが効果的です。
例えばテレビ台やローテーブルなどのアイテムを、床やドアのカラーと統一するとスッキリした印象になります。窓や家具の高さをそろえて、横のラインを通してあげるのも開放感につながります。
間取りが完成してから家具を選ぶのではなく同時進行して、仕上がりのイメージ違いを防ぎましょう。
まとめ:リビングにこだわって素敵なライフスタイルを♪
住まいの中心となり多くの時間を過ごすリビングは、デザイン・住みやすさともにこだわり素敵なライフスタイルを実現しましょう。家族の人数や過ごし方に合わせて、ピッタリなリビングの間取りを考えてみてください。
思い通りのリビングをつくるためには、モデルハウスを活用して実際の広さや雰囲気を体感するのがおすすめです。茨城県にお住まいの方は、エーベンハウスがご用意するモデルハウスをぜひご活用ください。平屋・二階建てそれぞれの専用モデルハウスがございますので、よりイメージに近いリビングの間取りをご体感いただけます。
〒315-0001 茨城県石岡市石岡13446−36
お住まい全体のイメージづくりにも役立ちますので、家づくりのはじめの一歩としてお気軽にご活用ください。