梁見せ天井のおしゃれな施工事例|メリット・デメリットや注意点も解説
梁見せ天井は、お部屋の空間を魅力的に演出するデザイン要素として注目されています。
この記事では、梁見せ天井の魅力やメリット、そして注意すべき点について詳しく解説していきます。
また、実際にエーベンハウスが手掛けた施工事例を通じて、梁見せ天井のデザインがどのように空間を演出するかをごらんください。
【このコラムのポイント】
- 梁見せ天井は空間に開放感や高級感を与える魅力的なデザインです。
- 適切なメンテナンスや照明計画に注意することで、梁見せ天井のデザインを最大限に活かすことができます。
- 木材業に起源を持つエーベンハウスは、長年培ってきた木材の知識と経験を活かし、高品質な梁を使用した梁見せ天井を実現いたします。
梁見せ天井とはどんなデザイン?
梁見せ天井は、建築デザインの魅力を高める重要な要素です。
梁見せ天井とは、通常、天井に隠れている梁を意図的に露出させることで、空間に深みとアクセントを与えるデザインを指しています。
建物の横方向の部材である梁は、一般的な木造戸建て住宅では天井裏に隠れていることが一般的です。
梁見せ天井のおしゃれな施工事例
さっそく、梁見せ天井のデザインを取り入れた、おしゃれなマイホームの施工事例を見てみましょう。
梁見せ天井がどのように空間に深みと個性を与えるかを、具体的なデザインや施工事例を通じてご紹介いたします。
①フラットな天井を生かしたおしゃれな梁見せ天井
▶定年を迎えたセカンドライフの家づくり。これからの暮らしに合わせた「いい家」 シリーズ/FRIEDE
吹き抜けや勾配天井を避け、フラットな天井のまま高さを上げ、化粧梁をおしゃれに仕上げた施工事例をご紹介します。
LDKに見せ梁を施すことで木の存在感を際立たせ、自然素材を感じられる心地よい空間となっています。
②梁見せ天井とダクトレール照明の施工事例
▶暖かさと温かみのある平屋(高断熱×自然素材) シリーズ/平倭の家
LDKの一部を勾配天井にし、梁を露出させ、高い天井で開放感を演出しました。
さらに、ダクトレール照明を施し、照明を自由に調節できるようになっています。
訪れた人々を魅了する、こだわりのデザインと機能性を兼ね備えた施工事例です。
③2階建てのモダンな梁見せ天井の施工事例
▶シックモダンに心落ち着く等身大の暮らし シリーズ/木づきの家
2階建ての場合でも、こちらの施工事例のように梁見せ天井を採り入れることができます。
化粧梁が格子状になっており、モダンで洗練された空間を演出しています。
④吹き抜けと梁見せ天井を組み合わせた施工事例
二階建ての吹き抜けで梁を露出させるデザインは、空間に立体感と開放感を与える魅力的な要素です。
こちらの施工事例では、梁を隠さずにその存在感を活かし、スタイリッシュな空間を演出しています。
また、吹き抜けから注がれる光が梁に当たり、独特の陰影を生み出しています。
また、以下記事では、ここでは紹介しきれなかったエーベンハウスの施工事例を紹介しておりますので、あわせてごらんください。
梁見せ天井のメリット
▶自然素材×モダンな都会的空間 シリーズ/ALBEROVIVACE
梁見せ天井を採用することで、空間に特別な魅力が生まれます。
ここでは梁見せ天井のメリットについて、以下に詳しくご紹介します。
開放感がアップ
梁を露出させることで、本来の天井よりも高くなるため、部屋全体に開放的な印象が生まれます。
天井が高くなることで視界が広がり、自然とリラックスできる居心地の良い空間となります。
また、吹き抜けや勾配天井はもちろん、折り上げ天井で梁を見せる場合でも、開放感を最大限に引き出すことが可能です。
デザインバリエーションがひろがる
梁見せ天井は、デザインのバリエーションが豊富です。
梁の仕上げ方法やカラー、照明計画などを工夫することで、お部屋の雰囲気を自在に変えることができます。
例えば、無垢材の化粧梁をそのまま見せる方法もありますし、壁紙やシートでアクセントを付けることも可能です。
また、化粧梁にスポットライトやダクトレールを付けることで、レストランやアパレルショップのようなおしゃれな照明計画も導入しやすくなります。
高級感や温かみのある空間になる
高品質な梁材を使用することで、梁見せ天井によって部屋全体に高級感や温かみを与えることができます。
無垢材の木目は、上質な家具のような質感を演出し、ナチュラルな雰囲気を醸し出します。また、経年変化を楽しむこともできるため、長く愛される空間を作り出すことが可能です。
このように、梁見せ天井は単なるデザインの一部ではなく、空間全体の魅力を引き立てる重要な要素と言えます。
また、木造住宅の本来の構造を活用するため、取って付けたような人工的な印象を与えることがない点もメリットです。
梁見せ天井のデメリットや注意点
梁見せ天井には注意すべきデメリットや注意点がありますが、それらを事前に理解することで、適切な対策を講じることが可能です。
対策やポイントをしっかりと把握し、工夫することで、梁見せ天井をより効果的に活用できるようになります。
梁の上にほこりが溜まりやすい
梁を露出させると、吹き抜けや勾配天井の場合、上にホコリが溜まりやすくなります。
また、梁は高い場所にあるため、ひんぱんに掃除をするのは容易ではありません。
したがって、柄の長いモップや、吹き抜けや2階から掃除をするなど、適切なメンテナンス方法を考えておくことが重要です。
一方で、折り上げ天井で梁を見せる場合はホコリが溜まらないので、メンテナンスが楽になります。
照明計画に注意が必要
梁見せ天井は一部の照明器具と相性が悪いため、照明計画に注意が必要です。
シーリングライトやダウンライトは梁で影ができやすく、お部屋が暗く見えてしまうことがあります。
また、勾配天井や吹き抜けの場合は設置できる照明も限られてしまうため、注意しなければなりません。
したがって、化粧梁にダクトレールを設置して、照明を調整する方法が主流となっています。
ダクトレールの使用により照明を自由に変えられるため、お部屋の雰囲気をより一層引き立てることができます。
梁材の品質が重要
梁見せ天井を採用する際には、住宅会社が使用する梁材の品質に注意しなければなりません。
住宅会社によってはあまり見た目が良くない梁材を使用することがあり、せっかくの梁見せ天井のデザイン性や高級感が損なわれる可能性があります。
クロスやシートで覆う場合はあまり問題ありませんが、無垢材をオイル仕上げやそのまま見せる場合は、梁材の品質にこだわりましょう。
まとめ
梁見せ天井は、空間に広がりと温かみをもたらし、特別な雰囲気を演出します。
また、適切な管理と照明計画に留意すれば、そのデザインを最大限に生かすことができます。
しかし、梁見せ天井を考える際、重要な点は梁の品質です。
私たちエーベンハウスは、木材業に起源を持っており、長年培ってきた木材の知識と経験を活かし、高品質な梁を使った健康的で安全な家づくりを提供いたします。
エーベンハウスの家づくりでは、木の魅力と機能を最大限に引き出すことにこだわっており、ご家族が木に寄り添い、安らぎを感じられる空間を創り出します。
なにかご相談やご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。