「二世帯住宅 地獄」と検索するあなたへ│建築で不安を解消する方法

二世帯住宅に抵抗を感じる人に向けた記事

二世帯住宅を検討している人の中には「二世帯住宅 地獄」と検索する人もいます。
両親との同居に不安を抱えて、悪い方へ考えてしまうのかもしれません。

確かに、二世帯住宅は土地を購入する費用が不要になったり、建築費を軽減できたりするメリットがある一方で、プライバシーの確保や生活様式の違いによるストレスなど、デメリットも存在します。

また、インターネット上のコラムでは、同居の悩みがマンガなどになり話題を集めています。
そういったコンテンツを見てさらに不安が募るのでしょう。

本記事は、二世帯住宅に不安を感じている人に向けて「デメリットを建築の側面から解消するアイデア」をお伝えするものです。
不安は言葉にして伝えれば、設計士が解消してくれる可能性があります。
建築した後に悩むより、建築前に声にしてストレスのない新生活を実現しましょう。

コラムのポイント
  • 二世帯住宅で感じるデメリットがわかる
  • 二世帯住宅のデメリットを解消する方法がわかる

 

二世帯への不安(1)プライバシーの確保

寄り添う家で問題になるプライバシー

「プライバシーの確保」は不安材料のひとつです。

気を抜いてくつろぎたいときもありますが、いつ両親と顔を合わせるか分からないのでは気が抜けません。
また、お風呂や洗面所などを共有するのに抵抗がある人もいるでしょう。

対策を取らずに建築すると、常にこういった不安を感じながら生活することになります。

対策:完全独立型住宅にする

玄関から水回りまで、全て切り離して敷地だけを共有する「完全独立型の二世帯住宅」なら、プライバシーを気にすることなく生活できます。
アパートの隣同士のような間隔です。

離れのように建物を切り離す方法もあり、この場合音が漏れてしまう心配もなくなるので、生活時間帯が異なってもお互いに気にならなくなるメリットもあります。

対策:パブリックとプライベート 空間を明確に分ける

水回りやリビングを共有する一般的な二世帯住宅の場合は「プライベートとパブリックを明確に分ける」ことが大事です。

たとえば、若夫婦用にセカンドリビングを作る場合は、その空間には両親が立ち入らないなどルールを決めておくとよいでしょう。
掃除などでつい入ってしまうケースもあるので、鍵付きの建具にしておくと区分けがより明確になりストレスを減らせます。

水回りについても、脱衣所と洗面台を部屋として分けることで、使用中かどうか気にすることがなくなり、同居したときのストレスを減らせるでしょう。

→関連記事:平屋の二世帯住宅を建てるなら~快適な間取りを考える

二世帯への不安(2)家事の方法が合わない

若夫婦と両親の世帯で「家事の方法が合わない」ことによるストレス・トラブルも発生します。

洗濯機で一緒に洗うもの、食事後の食器を洗うタイミング、細かな生活様式の違いが同居になると気になり始めます
建築後に気になっても特に水回りは分離するのが難しく、気を使って言い出すこともできず、ストレスを溜めてしまいがちです。

対策:部分的に分離する

機能的で広々としたキッチン

→関連記事:令和の家事動線間取りアイデア集|30坪家事ラクハウス実例

対策として、家事の方法で対立しやすいキッチンを分ける方法やキッチンに加えて洗面所や脱衣所、お風呂を分ける方法があります。分ける部屋・設備が多くなるほど建築費用は上がる点には注意です。

建築費用を抑えつつ同居のストレスも低減するためには、若夫婦も両親世帯も家事をリストアップして、方法が異なる家事についてどちらに合わせるのか設計の段階で決めておくことです。

どちらも譲れない場合は「該当する部屋の分離」を検討しましょう。

大げさに感じる人もいますが細かな生活様式の違いは必ず生じ、ストレスにつながります。
建築が始まる前の段階なら対処できるものもあるので、検討をおすすめします。

対策:完全独立型住宅にする

家事をめぐるストレスも「完全独立型」の二世帯住宅なら問題になりません。
お互いの生活圏が交わらず、家事の方法で対立することがないからです。

建築コストは上がりますが、家事にこだわりのある人は選択を検討しましょう。

二世帯への不安(3)将来の介護への不安

二世帯住宅で問題になりやすい介護の問題

「両親の介護を任されるかも」という不安を感じる人もいます。

同居する場合は介護に無関係ではいられず、介護サービスを利用したとしても身の回りのお世話など一定度の介護を担うことになるでしょう。
また、要介護度が高くなった場合、両親の双方が介護が必要になった場合など、複数のケースを想定する必要があります。

対策:資金計画段階で介護の話題も

介護問題は精神面のほか、介護施設への入所など金銭面も関係するデリケートな話題です。
詳しく話をしづらい面もありますが「二世帯住宅を計画するなら資金計画の段階で話をする」ことが好ましいでしょう。

両親が早期に介護施設に入居するつもりなら、同居の期間は短いと考えて水回りを一本化する。自宅で終わりを迎える希望があるなら建築段階で完全なバリアフリーを図る設備とするなど、介護方針と重ね合わせた計画が求められます。

→関連記事:家の建て替えを考え始めたら│手順・費用・注意点のまとめ解説

対策:完全独立型住宅にする

「建物を完全に分ける」ことで、介護サービスに頼ることへの罪悪感や迷いを感じず、異なる世帯としての生活が可能になります。また、将来両親が施設に移り住んだとき、空いた住居を賃貸住宅として他人に貸し出すことも簡単です。

介護に関わらないことを決めている場合は、建物を分ける方法も検討してみましょう。

二世帯への不安(4)教育方針の対立

二世帯住宅で問題になりやすい教育の問題

「子どもへの教育方針で両親世帯と対立する」こともあります。

同居を始めて孫と顔を合わせる機会が多くなると、教育面で気になってしまい方針に口を出してしまうケースもあり、若夫婦世帯としては大きなストレスになりがちです。

対策:完全独立型住居にする

教育方針の問題も「完全独立型の二世帯住宅」にすることで解決できる可能性があります。

リビングなど、一部でも同じ建物として同居すると、一緒に過ごす時間が長くなり両親世帯は気になってしまうもの。
適切な距離感の計り方は様々考えられるので、どんな付き合い方をするのか話し合うのが一番です。

まとめ│二世帯住宅の問題は建築で解決しよう

→施工事例:自然の中に建つ広々とした空間を持つ二世帯住宅

→施工事例:自然の中に建つ広々とした空間を持つ二世帯住宅

二世帯住宅を検討しながら不安を抱えている人に向けて、建築的な側面から解決を図る方法について解説しました。

生活スタイルが異なる世帯が一緒に暮らすことになるので、お互いに気を使いストレスが生じてしまうこともあるでしょう。
すれ違いを避けるには、建築前の十分な話し合いが必要です。
様々なケースを想定して、介護など将来の話も交えて計画していきましょう。

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    EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部 EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部

    本当の本物の住まい造りを信念にお客様にとってなにが本当に良いものかを常に考え、安易に新しい工法、新しい建材を取り入れず、本物の無垢材の品質を高め、地産地消をモットーに国産材を使用し永く安全に快適に暮らせる住まいを提供していきたいと考えています。

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