暮らしやすい二階建て間取りのつくり方|茨城の注文住宅実例
土地・床面積を有効活用できコストパフォーマンスに優れる二階建てですが、暮らしやすく仕上げるには間取りの工夫が必要です。
特にライフスタイルが変化している令和時代、家族の人数や家事・お仕事スタイルに合わせてベストな間取りを考えましょう。
今回は実際の二階建て注文住宅の実例を見ながら、暮らしやすくおしゃれな間取りアイデアをご紹介します。
目次
時代に合わせた二階建ての間取りを
新築の大半を占める二階建て住宅ですが、いざ暮らし始めてから細かな失敗に気づく方は少なくありません。
特に令和時代は在宅ワークやお子さんのリモート学習などライフスタイルの変化が大きく、時代に合わせた間取りづくりが求められます。
地球環境保護の観点から一つの家に長く暮らすことも一般的になりますので、階段のある二階建ては老後のことも考えなければいけません。
家族のライフスタイルに合わせた暮らしやすい間取りで、快適・安心な毎日を送れるマイホームをつくりましょう。
茨城のおしゃれな二階建て注文住宅事例
・総二階:33坪
上下階が同じ面積の総二階建ては、一階部分の床面積がコンパクトなので敷地を有効活用できるのが大きなメリット。広いお庭や駐車場をつくりたいときに効果的な間取りです。
こちらのお住まいはシンプルな総二階のシルエットを、片流れ屋根でスタイリッシュに仕上げました。
玄関の目隠し壁のカラーをアクセントにして、正面もおしゃれなモダンスタイルに。
縦長のLDKはリビング部のみ吹き抜けにして、ダイニングキッチンとしっかりゾーニング。
リビングの開放感と、食事・調理スペースの生活感を切り離しました。
リビング階段はスケルトンデザインで圧迫感がなく、空間のおしゃれなアクセントとしても機能しています。階段下がデッドスペースにならず、床面積を有効に使えるのも良いですね♪
効率的な間取り配置で浮いた床面積は、ウォークスルータイプのシューズクロークに回してスッキリおしゃれな玄関に。
靴だけでなくお子さんのおもちゃやアウトドア用品など、さまざまなアイテムをしっかり収納してくれます。
【事例詳細】空を切り取る家 シリーズ/ALBEROVIVACE
・平屋風の二階建て:39.19坪
大きく張り出したテラス風のウッドデッキとバルコニー配置で、平屋のようにも見える二階建て間取りです。
LDKは奥行のある軒で直射日光を遮り、高いスリット窓で採光のバランスを取っています。
キッチンから洗面所に直接アクセスできる間取りは、複数の家事を同時進行できるのが特徴。
二階の子供部屋にはロフトスペースを設置。成長とともに荷物が増えても収納不足を防げるアイデアですね。
【事例詳細】自然素材×モダンな都会的空間 シリーズ/ALBEROVIVACE
二階建てのおしゃれで便利な間取りアイデア
・吹き抜け
二階の天井までの大きな吹き抜け空間は、開放的でおしゃれなあこがれの間取りですよね。
通常の倍以上の高い天井がもたらす開放感は、家族みんなで長時間過ごすリビングにピッタリです♪
高い窓から自然光がたっぷり入るので、子育てや家事で日中過ごすことが多いライフスタイルの方にもおすすめ。
狭さを感じることが多い玄関を広く見せるために組み合わせるのも良いですね。
・リビング階段
階段をリビングに配置して、ただの通路ではなくおしゃれなアクセントとして活用するのも人気のレイアウト。
廊下と階段ホールがなくなるため、間取り効率がアップしてリビングを広くつくれる点も大きな魅力です。
リビングを中心とした動線は家事や育児面でもメリットが大きいため、子育て世代の方にもおすすめ。
上の吹き抜けと組み合わせると、空間の高さを強調できてさらに開放的なリビングに仕上がりますよ♪
・バルコニーアクセント
シンプルな総二階建ての外観に変化を持たせるなら、バルコニーのカラーをアクセントにするのがおすすめ。
幅広のバルコニーは洗濯物をたくさん干せて、デザインだけでなく実用面でも優秀です。
余計なお金をかけずに暮らしやすさとおしゃれ度をアップできる間取りデザインなので、二階建てなら積極的に採り入れてみて下さい。
・ウォークインクローゼット
たっぷり収納力のウォークインクローゼットは、モノが散らからないおしゃれ空間をキープするのに役立ちます。
家族の寝室が集まる二階、出かける前にサッと服を選べる一階、ライフスタイルに合わせて使いやすい場所に配置してみましょう。
最近は家族の洋服をまとめて収納できるファミリークローゼットも人気です。
・シューズクローク
靴だけでなく雨具やスポーツ・アウトドア用品などが集まる玄関は、モノがあふれて生活感が見えやすい場所。
大型のシューズクロークがあると、いつでもスッキリおしゃれな空間でお客様を迎えることができます。
1畳前後のコンパクトなシューズクロークがあるだけでも、玄関の印象が大きく変わります。家族の人数が多い方、スポーツやアウトドアなど外の趣味が多い方はぜひ検討してみてください。
・小屋裏収納/ロフト
本来デッドスペースになる二階の小屋裏空間を活用すると、住まい全体の収納力や居住スペースを補うことができます。
小屋裏収納は出し入れ頻度が高いアイテムには向いていませんが、お子さんの製作物や思い出の品を大切に保管するのにはピッタリ。ストーブや扇風機などの季節家電、冬物のコートなどをしまってクローゼットの容量を節約できるのもメリットです。
ロフト空間は条件によっては延べ床面積に含まれないため、建ぺい率や容積率に関係なく居住スペースとして活用できます。お子さんの遊び場や書斎など、コンパクトなプライベートスペースにおすすめです。
暮らしやすい二階建て間取りのつくり方
・スムーズな家事動線を考える
炊事・洗濯・掃除など家事をこなす際に通るルートは、シンプルかつ短くすると効率の良い暮らしにつながります。
例えばお風呂・洗面・トイレの水回りをまとめると、お掃除をいっぺんに効率良く片付けることができますよね。買い出し前のストック品チェックも同時にできて無駄がありません。
洗濯機と物干しバルコニーを近くに配置すると、重い洗濯物を持って移動する距離を短縮できます。
家事をこなす時の動作や移動ルートを細かくシミュレーションして、効率的な配置を考えてみましょう。
・上下階の音問題に配慮する
一般住宅では上下階の音を完全に遮断するのは難しいため、間取りの工夫で音が気にならない配置を考える必要があります。
例えば夜遅くまで過ごすリビングの真上に寝室があると、テレビの音や話し声が気になって眠りを妨げてしまいます。
特に音が気になるのは就寝中になりますので、寝室の上下に注意して間取りを考えましょう。
・老後を見据えて1階をバリアフリーに
階段の上り下りがある二階建てでは、将来を見据えて一階だけで生活が完結するようにしておくと老後も安心です。
水回りや寝室など生活に必須の間取りは一階にまとめ、段差のないバリアフリーにしておきましょう。
子供が巣立ったら二階は物置にするなど、階段の上り下りをなくして転倒事故のリスクがない間取りを考えてみて下さい。
・1階と2階のバランスを取る
水回りや広いLDKを1階にまとめると、2階より1階が大きくなるケースが多いです。
1階が広いと土地の面積が必要になり、中心部に光が届きにくいなどのデメリットも発生します。
ただ必要な間取りをパズルのように当てはめるだけでなく、上下階のバランスも考えてみましょう。
まとめ:間取りの工夫で暮らしやすい二階建てを♪
注文住宅で定番の二階建てですが、ちょっとした工夫やアイデアでおしゃれ&暮らしやすく仕上げることができます。
初めてのマイホームづくりでは難しい部分も多いですが、しっかり考えて理想の我が家に仕上げましょう。
私たちエーベンハウスは、ご家族の人数やライフスタイルに合わせた理想的な住まいづくりをお手伝いしています。
間取りの参考になるオリジナル二階建てモデルハウスも茨城県石岡市ございますので、お近くの方は家づくりのはじめの一歩としてぜひご活用ください。
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