後悔しない新築収納の考え方|茨城県の家事ラク注文住宅実例
新築を建てた友人や親戚から「収納が足りない…」という悩みを聞いたことはありませんか?
収納の使い勝手や量は、マイホームづくりでつまずきやすい要注意ポイントです。
今回はマイホームの収納間取りについて、後悔を防ぐ考え方や人気のアイデアをご紹介します。
定番の間取りから令和の収納トレンドまで幅広く紹介しますので、家づくりの参考にして下さい。
3割以上の方が収納に不満アリ!
住まいに関する不満はさまざまなものがありますが、中でも収納に関する悩みや不満の割合は少なくありません。
国土交通省が実施した住生活総合調査では、収納量や使い勝手を不満として挙げる人は36%にも上りました。
住まいの悩みとして収納が占めている割合は高く、新築時にしっかり考えなければいけないことが良く分かりますね。
逆に考えれば、使いやすい収納を十分な量確保できれば、かなり暮らしやすい間取りに近づくといえるでしょう。
間取りづくりの際は、デザインや設備のこだわりだけでなく、しっかり収納のことも考えましょう。
後悔しない新築収納の考え方
まずは新築の収納を考える際の手順を一つずつ見ていきましょう。
いきなり間取りを考えるのは難しいですが、順を追っていけば使いやすい収納プランにたどり着くはずです。
①持ち物をリスト化する
最初に取り掛かるべきなのは、今のお住まいにある持ち物や家電をリスト化することです。
どれくらいの持ち物があるのか把握していないと、必要な収納量も分かりませんよね。
かなり骨が折れる作業ですが、毎日使う物から押し入れの奥にしまってある物まで、すべてのアイテムをリストアップしましょう。
リスト化する際は「よく使う物」「季節物」などジャンル別に分け、サイズなども記入しておくとさらに考えやすくなります。
②いらない物を捨てる
次に、リストの中からいらない物をピックアップして捨てる作業に取り掛かります。
不要なアイテムの為に床面積を使って収納をつくるのは、効率的ではありません。ムダな予算をかけないためにも、しっかり断捨離して必要な物だけ新居に持っていきましょう。
なかなか捨てられない方は「一年使っていないものは捨てる」などルールを決めるのがおすすめです。
③ライフスタイルの変化を予想して収納量を決める
アイテムを整理して必要な物の量が分かったら、次にお子さんの成長や趣味の変化などを見据えて収納量を決定します。
今あるアイテムに合わせてピッタリの収納をつくると、持ち物が増えたときに対応することができません。
収納ばかりで居住スペースが減ってしまっては本末転倒ですが、ライフスタイルの変化を見据えてちょっと余裕を持っておくといいでしょう。
④使う場所の近くに収納をつくる
十分な収納量があっても、使う場所の近くにないと不満が出やすいです。例えば家の一か所に大きな収納があっても、毎回物を取りに行くのが不便ですよね。
洋服は各寝室のクローゼット、掃除用具は各水回りの近く、食材や食器はキッチンの真横など、使う場所の近くに必要な収納を配置しましょう。
大きな収納をドンとつくるのではなく、小さな収納を細かく配置するのが使いやすく仕上げるコツです。
⑤「使わないけど捨てられないモノ」置き場を考える
意外と困る「使わないけど捨てられないモノ」の置き場を確保してあげると、普段使う収納を圧迫せず暮らしやすくなります。
お子さんが学校でつくった製作物や小さいころのアルバムなど、思い出の品は普段使いませんが大切なものです。
こうしたアイテムは床下収納や小屋裏収納など、デッドスペースを使った場所にしまっておくのがおすすめ。普段使わないので、出し入れしにくい場所でも問題ありません。
たっぷり収納の家事ラク注文住宅実例
実際に使いやすい収納をたっぷり確保した、暮らしやすい注文住宅実例をご紹介します。
実例①
玄関は一般的な間口の2倍の広い空間で、ウォークスルーレイアウトのシューズクロークを設置。
扉付きのシューズクロークで生活感を隠し、いつでもお客様を迎えられる素敵な玄関になりました。
対面レイアウトのオープンキッチンは、キャビネットとカップボードでたっぷり収納を確保。必要な物にサッと手が届く使いやすいキッチンに仕上げました。
和室は押し入れではなく現代的なクローゼット扉を設置。カラーを合わせれば違和感がありませんね。
実例②
玄関は通常のシューズボックスと別ルートを設けた広い空間に。
可動式パイプハンガーは、冬のコートやジャケットなどをサッと羽織って出かける際にとっても便利です。下がタイル土間なので、雨の日のレインコートを乾かす場所にもピッタリ。
シンプルな壁付キッチンですが、横並びの家電収納キャビネットに炊飯器やポットをスッキリ収納できます。高さを抑えた吊戸棚で、「要らないモノ入れ」にならず実用性もばっちり♪
奥行のあるウォークインクローゼットで、衣類や旅行鞄など大型のアイテムもしっかり収納できます。あえて扉を付けないオープンスタイルなので、出し入れも楽ちん♪
洗面所も大きな可動棚を設置し、タオルや肌着を自由に置けるようにしました。
トイレは壁厚収納で圧迫感なくペーパーや掃除用具が収まるレイアウト。
廊下の行き止まりも可動棚を付けるだけで、結構な収納スペースに早変わり。掃除機などを置いてサッと使える便利な収納になりました。
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人気の収納間取りアイデア
・シューズクローク
来客時に慌てて片付けることが多い玄関、大型のシューズクロークがあるといつでもスッキリ状態をキープできます。
ちょっとしたスペースがあるだけでもかなり収納力がアップして、玄関の見栄えと使い勝手が良くなります。
部活の運動靴やオシャレ靴など持ち物が増える成長期のお子さんが居る場合、特におすすめの間取りです。
土間の収納スペースがあるとゴルフクラブやラケット、カッパやアウトドア用品などシューズ以外のアイテムもスッキリ片付けられます。
・ファミリークローゼット
家族みんなの衣類をまとめて管理できるファミリークローゼットは、洗濯物を配る手間を省ける便利な収納アイデアです。
大きなクローゼットは設置が難しいイメージですが、扉を二つ付けてウォークスルーにすれば通路と兼用できて無駄がありません。
家族みんなの寝室の中間につくって、各部屋へのショートカットになれば移動効率もアップします。
・可動棚収納
使い勝手に合わせてカスタマイズできる可動棚収納は、ライフスタイルの変化に対応しやすいおすすめの収納アイデア。
例えばシューズクロークに可動棚を組み合わせれば、背の高いブーツやアウトドア用品なども効率良く収納できます。
洗面所など使用頻度の高い場所も可動棚にしておけば、お子さんの成長に合わせて高さを調整してあげられますね。
・階段下収納
二階建てで必ず発生する階段下のデッドスペースは、1畳前後の意外と大きな収納になります。収納なら内装を仕上げる必要もないので、扉一枚分のコストで収納力をアップできるのが良いですね。
掃除機や古雑誌の一時置き場など、意外と収納場所に困るアイテムにピッタリです。
・キッチンパントリー
常温の食材や食器・調理器具などを収納するキッチンパントリーは、お料理効率がかなりアップする人気の家事ラク間取り♪
1畳前後のちょっとしたパントリーでもキャビネットの収納をかなり節約できて、お料理のスピードアップにつながります。
パントリーに勝手口を付けて、買い出しの車から直接荷物を運べるショートカットにするのも便利です。
食材やお料理が多い子育て世代の方、お料理やお菓子作りが趣味の方には、特におすすめの収納アイデアです。
・小屋裏収納/ロフト
本来天井の裏に隠れてしまうデッドスペースを活かすと、床面面積を消費せず大きな収納空間を作れます。
小屋裏収納やロフトは天井高や出入り口などの条件を満たせば床面積として計算されないため、コスト面のメリットも大きいです。
出し入れは少し大変ですが、ストーブや扇風機、夏冬物の洋服など期間限定アイテムなら問題ありません。クローゼットやメイン収納のスペースを節約できて、使い勝手も良くなる収納アイデアです。
まとめ:使いやすい収納アイデアで暮らしやすいマイホームに
マイホームづくりで後悔する方が多い収納は、ライフスタイルにピッタリ合わせることで住まい全体の満足度がアップする重要なポイント。
せっかく注文住宅を建てるなら、家族みんなでストレスなく使える収納プランを考えてスムーズに暮らしましょう♪
収納たっぷりの家事ラクハウスを目指すなら、私たちエーベンハウスにもぜひご相談ください。
茨城県を中心に、家族のライフスタイルに寄り添った暮らしやすい注文住宅づくりをお手伝いしています。地元密着スタイルだからできるきめ細かい打ち合わせで、理想のマイホームを一緒に考えましょう♪
茨城県の石岡市には、暮らしやすい間取りアイデアを盛り込んだ自社モデルハウスもご用意しています。「ちょっとどんな家か見てみたいな」というお気軽な見学も大歓迎ですので、お気軽に遊びに来てください。
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