平屋の「こうしておけばよかった!」後悔集|対処法も紹介します

重心が低く安定感のある平屋

「平屋を建てたいけどデメリットもあると聞いて決められない…」

新築で平屋を検討している人で、こう思っている人もいるでしょう。

平屋はワンフロアに全ての部屋があるので、家族との距離が近く感じられます。
また、階段がないので、日々の移動や家事がとても楽です。
構造上地震に強いため安心して生活することもできますし、屋根や外壁の塗装といったメンテナンス費用も安く済むメリットがあります。

これだけたくさんのメリットがあるのに、平屋にして後悔する人がいるのはどうしてでしょうか。

平屋で後悔することが多いポイント、後悔しないための対策をまとめたので、最後まで読んで「こうしておけばよかった!」と言わない満足いく家づくりをしましょう。

☑コラムのポイント
  • 平屋で後悔するポイントが分かる
  • 後悔を防ぐための対策が分かる

 

平屋にして後悔するとき

明るく開放的なリビングスペース

利点の多い平屋、一方で2階建てと比べたときにデメリットを感じることもあります。
人によってはデメリットを強く感じてしまい、後悔につながってしまう例も。

平屋で後悔を感じやすいポイントを6つ紹介します。

収納を多くすればよかった

平屋は2階建てを建てた人に比べて「収納」についての不満を感じてしまいやすいです。

その理由は、平屋が2階建てと比べて、建物の基礎・屋根の面積が増えて建築費用が増加してしまうことにあります。

 

予算オーバーになったとき、間取りの中から削れる部分を探してコストダウンを図りますが、対象になりやすいのが「収納部分」なのです。

結果として、建築後に「収納を削らなければよかった」と後悔につながってしまいます。

防犯に気を配ればよかった

平屋は「防犯」の面でデメリットを感じることがあります。

空き巣が侵入しやすいのは窓です。2階建てに比べて窓の多い平屋は空き巣の標的になりやすいです。

就寝時も、窓からの侵入を恐れて窓を開けて寝ることに抵抗を覚えることもあるでしょう。

水害対策を考えておけばよかった

万が一「洪水や津波」が発生したとき、2階部分があると逃げ込むことができますが、平屋だと避難が困難です。

浸水の可能性がある地域で平屋を建ててしまうと、大雨のたびに河川が氾濫しないか不安を感じて後悔につながります。

通風のことを考えておけばよかった

「通風」のことを考えておらず、湿気やカビに悩まされる例もあります。

平屋の建築は、LDKや和室といった居室を南側に配置し、北側に水回りを配置するレイアウトが一般的です。

このとき通風経路を考えていないと、南北の風の通りが遮断されてしまい湿気に悩まされることになります。

採光のことを考えておけばよかった

通風と並んで、平屋では「採光」も後悔に感じるポイントです。

特に家が正方形に近いと、北側や中心部に光が当たり辛くなり暗い空間が生まれることがあります。

光が当たらないと湿気も溜まりやすくなり、カビの発生にもつながります。

お金のことを考えておけばよかった

先述したとおり、平屋は「建築費用が高くなりがち」で、「平屋にしたいけどお金の面で諦める」または「家の面積を縮小しなければ」といったことになりがちです。

平屋を選択すると必要な土地の面積も大きくなり土地代金も高額になるので、建物・土地の両面でお金の心配が発生してしまいます。

平屋で後悔しないために

大きな開口を持つ明るい開放的なリビング

ここまで、平屋を建てるのに消極的になりそうな事柄を述べてきましたが、後悔しやすいポイントは全て解消可能なものです。

平屋には余りある魅力的な面があるので、後悔ポイントに気をつけて満足いく平屋生活を実現しましょう。

「収納」の後悔を解決

収納を考えるうえで最も大事なことは、「必要な収納量」を知ることです。

家族のライフスタイルに合わせて最低限必要な収納量を考え、「これ以上は削れない」というポイントを設定すると収納の後悔がなくなります

 

予算の都合で収納を削る場合、小屋裏収納の検討や廊下の削減など、建築面積を増やさずに収納を増やす方法を考えましょう。

また、家族の抱える荷物量のピークは子供がいる間です。外部の倉庫やトランクルームを利用してピーク期をやり過ごすのもひとつの手段です。

「防犯」の後悔を解決

平屋で防犯やプライバシーを考えるときは、「中庭」を検討するとよいでしょう。

中庭に向かって開口を設ければ、夜中でも安心して窓を開けられます。家の外周に面した窓には面格子を取り付ければ侵入の可能性はさらに低くなります。

 

また、現在は防犯を意識しながら便利に生活できるアイテムも販売されています。

通風機能のある雨戸を選択すれば、雨戸を締めて防犯対策を行いながら通風を得られます。

センサーライトや音の出る砂利を外構に用いれば、音や光で侵入者を威嚇、対策を取ることが可能です。

「水害」の後悔を解決

平屋の建築で効果的な水害への対策は、土地選びの段階で「ハザードマップ」を確認することです。

「重ねるハザードマップ」のように、対象地域の災害リスクを簡単に確認できるサービスがあるので、土地契約の前に確認して災害発生リスクが低い場所を選択しましょう。

すでに土地が決まっている場合は費用はかかりますが、土地に盛り土を行って地盤面を上げて浸水被害を防ぐ対策も可能です。

「通風」の後悔を解決

南北に風が通り抜けるように間取りを工夫することで、「通風」の面で後悔することは少なくなります。

例えば、お風呂・脱衣所・洗面所を一直線に配置すれば風のとおり道を確保でき、カラッとした水回りを実現できるでしょう。

 

なお、一般的に風は南北方向に通り抜けますが、地域や季節によって風の吹く方角は変わります。

建築予定の土地を設計者と一緒に確認して、意見を仰ぐことをおすすめします。

「採光」の後悔を解決

十分に「採光」のある家にするためには、東西方向に長方形の家を建てると南の採光部と北面の壁との距離が近くなり、明るい家になるでしょう。

土地の制約で正方形や南北方向に長方形の家になる場合は、勾配天井にして高窓を設置したり、天窓を設置することで高い位置から安定して光を取り入れることができます。

南側には大きな開口部を配置することでも、効率的な採光が可能となります。

「お金」の後悔を解決

平屋を希望する一方でお金の面で心配を抱えている人は「郊外居住」を考えましょう。

建築費用を抑えるために収納を削るなど、建物を小さくすることは「あのとき残しておけばよかった…」と後悔につながりやすいです。

郊外に土地を求めれば、土地にかかる費用を圧縮でき、建物にお金をかけることができます。

平屋の建築に慣れた工務店に依頼しよう

平屋+勾配天井の開放感あるリビング

平屋の後悔ポイントやその対策について述べてきましたが、最も大事なことは「平屋の建築に慣れた工務店に依頼する」ことです。

なぜなら、平屋を多く建築することで利点・欠点を理解しており、施工についてのノウハウが蓄積しているので、土地選びから施工まで高いレベルのバックアップを受けられるからです。

 

一般的には土地を選んでから工務店やハウスメーカーを探しますが、先に信頼して相談できる相手を見つけられると家づくりの成功率はグッとあがります

特に平屋という少し特殊な工法ですとなおさらです。

もし、平屋にこだわって建築を希望するなら、「平屋の施工実績が多い工務店」を選択しましょう。

無垢の木材でつくる平屋

茨城県で平屋を検討している人はぜひ『エーベンハウス』にご相談ください。

エーベンハウスでは無垢の木材でつくる「平倭の家」を提供しています。

平屋はワンフロアに全ての部屋が存在する、とても利便性の高い建物です。
どっしりと安定感のあるデザインは平屋でしか表現できないものです。

こだわりの平屋を建てたい、あなたの想いを形にします。
施工実績の豊富なエーベンハウスに一度ご相談ください。

エーベンハウスでどんな家が建てられるかを体感できるモデルハウスを展示しています。

2階建ての「木づきの家」、そして平屋建ての「平倭の家」です。

当社で家を建てるとどんな家が建つのか、ぜひ体験しにモデルハウスまでお越しください。

エーベンハウスの二階建てモデルハウス情報

木づきの家モデルハウス

 

エーベンハウスの平屋モデルハウス情報

平倭(平屋)の家モデルハウス

〒315-0001 茨城県石岡市石岡13446−36

本物の素材を使ったエーベンハウスの平屋の家づくりについての資料請求はこちらから:お問合せフォームへのリンク

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    監修者情報

    EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部 EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部

    本当の本物の住まい造りを信念にお客様にとってなにが本当に良いものかを常に考え、安易に新しい工法、新しい建材を取り入れず、本物の無垢材の品質を高め、地産地消をモットーに国産材を使用し永く安全に快適に暮らせる住まいを提供していきたいと考えています。

    【建設業許可番号】

    茨城県知事許可 第030673号

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