暮らしやすい平屋一戸建てのつくり方|茨城の平屋注文住宅実例

新築平屋の外観

昭和・平成の時代は二階建て住宅が主流でしたが、令和時代に入り平屋建てのメリットに注目する人が増えてきています。

階段のない効率的な暮らしと老後の住みやすさが魅力の平屋一戸建てですが、費用や間取りづくりの難しさなど気になるポイントも多いですよね。

今回は令和時代のライフスタイルに合った暮らしやすい平屋のつくり方を、実例を交えながら解説します。

 

平屋一戸建てを新築で選ぶ意味

新築平屋の外観

土地の広さに対して効率的に床面積を確保できる二階建てに対し、一戸建ては費用・間取り面で不利な点もあります。しかし階段のない効率的な間取りや老後の暮らしやすさは、二階建てにはない平屋ならではの大きな魅力です♪

以前はお子さんが巣立ったあとの夫婦2人暮らしのイメージが強かったですが、最近は子育て世代で平屋を建てる方も増えています。ワンフロアでの暮らしは、家族の絆を大切にしたい子育て期にもピッタリ。階段のないバリアフリー生活は、老後の暮らしやすさはもちろん車椅子対応しやすいのもメリットです。

費用や間取り設計の難易度についても、コツやポイントを抑えることでしっかり対策できます。人生の大切な時間を過ごすマイホーム、平屋建てで暮らしやすく仕上げてみませんか?

 

暮らしやすい平屋一戸建てのつくり方

広い土地の平屋建て

 

・なるべく広い土地に建てる

背の低い平屋建ては周囲に高い建物があると影になりやすいため、なるべく郊外の広い土地に建てるのが基本的な考え方です。せっかく建てたマイホームが一日中日陰でジメジメするのは残念ですよね。

洗濯物を干すのもお庭になりますから、日当たりの確保は重要です。家のどこからでもお庭に出られる平屋のメリットも、広い土地なら十分に活かせます。

市街地は絶対にNGというわけではありませんが、平屋を建てるならなるべく広く日当たりの良い土地を選びましょう。

 

・プライバシーを確保する

お風呂や寝室などプライベートスペースもすべて1階にある平屋は、2階建て以上にプライバシーの確保も大切なチェックポイントです。

前述した広い土地に建てることにくわえ、周囲の道路からの目線にも気を配りましょう。フェンスで人の目線を遮っても、バスやトラックなど背の高い車から見えるケースもあるため要注意。

生垣やフェンスなどエクステリアの対策、シャッターや目隠しガラスなど、見せたくない場所はしっかり対策しましょう。

 

・防犯対策をする

一階の床面積と窓の数が多くなる平屋は、侵入経路が増えるため防犯対策もしっかりすべきです。通りから見えにくく空き巣に狙われやすい場所は、防犯ガラスやシャッターなどで対策しましょう。周囲に人感センサー付きのライトを配置したり、踏むと音が出る防犯砂利を撒いたりといった外構の工夫も大切です。

 

・効率の良い家事動線をつくる

ワンフロアが広くなる平屋建ては、家事動線に注目して効率の良い間取りをつくるのが暮らしやすく仕上げるコツです。

例えば洗濯機置き場からすぐ出られる場所に物干し場をつくれば、洗濯の家事動線が短くなり時短につながります。

逆に家事動線効率が悪いと、かえって暮らしにくくなるケースも多いので要注意。一つの家事をこなすのに家を横断するような家事動線だと、効率が悪くなってしまいます。

一つひとつの家事を細かくシミュレーションして、無駄のないスムーズな家事動線を考えてみましょう。

 

平屋一戸建てで人気の間取り

 

・梁見せ天井

平屋の梁見せ天井

二階の床がない平屋建ては、屋根裏のデッドスペースを活かした梁見せ天井で開放的な空間をつくれるのが魅力♪

建物を支える力強い梁はおしゃれなアクセントになりますし、同じ床面積でも広く見せることができます。

デッドスペースを活用するため、床面積が犠牲にならないのもうれしいですね。

 

・和室

ヘリなし畳の和室

平屋と言えば和室をイメージする方も多いのではないでしょうか。最近はヘリなし畳や和洋どちらにも合う壁紙などもたくさんあり、古いイメージのない和室が作れます。

ベッドなしで寝室になり、お子さんの遊び場や洗濯物スペースなど多目的に使える和室は、実用面でも優秀です♪ローテーブルと座椅子があれば在宅ワークスペースとしても活用できるため、令和時代のライフスタイルにもピッタリ。

 

・大きなリビング窓

大きな掃き出し窓のリビング

2階の荷重がかからない平屋建ては、大きな窓をつくりやすいのも特徴です。リビングに大開口の窓を配置すれば、明るくひろびろとしたお部屋をつくることができます。

大きな窓があると自然光がたっぷり入り、昼間の内装を魅力的に見せてくれます。視線がお庭に抜けるため、実際の床面積以上に広く見えるのもgood♪

 

・縁側/ウッドデッキ

お庭との距離が近い平屋は、縁側やウッドデッキを設置する方も多いです。リビングとお庭をつないで、アウトドアリビングやお庭いじりの休憩スペースなど多目的に活躍してくれます。

お子さんやペットの遊び場、クッションや布団を干すスペースなどとしても使えます。和風・洋風どちらにも合わせられて、外観のおしゃれなアクセントになるのも良いですね♪シンプルな平屋の外観に変化を持たせたいときにもおすすめです。

 

・廊下のない間取り

農家などで見られた昔ながらの平屋は長い廊下がありましたが、最近はリビングを回廊のように使う間取りが人気です。

廊下がなくなるため床面積の節約になり、リビングを中心とした家事動線で効率もアップします♪

動線が集まるとリビングに家族も集まるので、子育て世代の方にもおすすめです。

 

おしゃれな平屋一戸建て実例

デザイン・間取りともにこだわった、実際の平屋一戸建て実例をチェックしてみましょう。

 

実例① 33.56坪

スッキリデザインの平屋外観

大きな屋根と南向きの窓で構成した、すっきりシンプルな外観の平屋建てです。和・洋どちらにも感じる奇をてらわない外観は、流行に左右されずいつまでも愛せるデザイン♪

 

勾配天井のLDK

屋根形状を活かした勾配天井は、実際の床面積以上にLDKを広く見せてくれます。シーリングファンは冷暖房効率の悪化を防ぎ、おしゃれなアクセントにもなっています。

 

LDKから廊下に抜けるウォークスルークローゼット

LDKから廊下に抜けるウォークスルークローゼットなど、回遊性の高い間取りも暮らしやすさの工夫。床下収納を設け、デッドスペースもさりげなく有効活用しています。

 

【実例詳細】⇒子育て世代の平屋住宅 シリーズ/平倭の家

 

 

実例② 27.45坪

コンパクトな平屋の外観

30坪以下のコンパクトな平屋建てですが、暮らしやすい効率的な間取りのアイデアをたくさん盛り込みました。

 

シューズクロークのある広い玄関

玄関は大きな間口のウォークスルーシューズクロークレイアウト。壁がさりげなく収納と玄関をゾーニングし、生活感のないスッキリ空間をキープしてくれます。玄関からは3つのルートがあり、動線効率も良好です。

 

LDK中心の間取り

LDKを中心に各部屋へつながる間取りは、廊下をなくして広い居住スペースを確保。大きなリビングクローゼットも、モノがあふれず暮らしやすい状態を保ちやすい工夫です。

 

キッチンからパントリー・洗面へのショートカット

対面キッチンの奥には、パントリー・洗面につながる出入り口を設けて行き止まりをなくし回遊性をアップ。

 

ウォークスルーレイアウトの洗面所

ゴミ出しや洗濯物など朝の忙しい時間に、複数の家事を同時進行できる家事動線の良い間取りアイデアです。

 

【実例詳細】⇒N様邸|平倭の家

 

新築平屋の価格を抑えるコツ

新築平屋建ての3Dイメージ

「平屋戸建ては高い」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、ちょっとしたコツや工夫で価格を抑えることができます。

 

・シンプルな設計にする

屋根と基礎の面積が大きくなるのは平屋が高くなる原因の一つですが、なるべくシンプルな設計にすることでコストを抑えられます。

例えば寄棟と呼ばれる4枚構成の屋根より、シンプルな2枚構成の切り妻の方が部材と手間を減らしてコストカットできます。

外壁も凹凸のないシンプルな形状にすれば、コーナー部材や加工の工賃が浮いてコストダウン可能。シンプルな設計の平屋は経年劣化による傷みも進行しにくいため、外壁・屋根塗装などのメンテナンス費用も抑えられるのもメリット。

 

・地元の会社で建てる

テレビCMで見かけるような大手ハウスメーカーより、地元の工務店やハウスメーカーの方が平屋コストは抑えやすいです。「ローコスト平屋」などを扱っているメーカーも、CMの広告費やタレントの出演料は確実に建築費用に含まれています。

営業エリアを絞った地元スタイルの施工店は広告宣伝費も少ないですし、余計な経費もかかりにくくコスパの良い家づくりができます。

 

・郊外の土地を選ぶ

二階建てより広い土地が必要になる平屋一戸建ては、坪単価が安い郊外の土地を選ぶとコストダウン効果が大きいです。

そもそも市街地や人気エリアでは平屋に向いた広い土地を探すのも難しく、価格も高いのであまり現実的ではありません。

郊外エリアは不便なイメージがあると思いますが、最近はロードサイドや郊外型の商業施設・飲食店も多く、ネット通販を使えば不便は少ないでしょう。

土地が広いので駐車場をつくりやすく、お子さんが居るなら車生活の方が暮らしやすくなるケースも多いです。

 

まとめ:平屋一戸建てで理想の暮らし、叶えてみませんか?

これからマイホームを建てるなら、都市部から少し離れた郊外に建てる平屋も魅力的な選択肢の一つです。広い土地でのびのび過ごせる平屋暮らしは、子育てや老後などさまざまなライフスタイルにマッチします。

間取り設計の難易度や費用面のハードルも、しっかり対策・工夫すればクリアするのは難しくありません。理想のマイホームを建てる選択肢の一つとして、ぜひ平屋建ても検討してみてください。

茨城県で平屋を検討するときは、私たちエーベンハウスにもぜひご相談ください。平屋専用プラン「平倭の家」をご用意し、リーズナブルな価格で暮らしやすい平屋づくりをサポートします。

 

 

本物の平屋間取りを体感いただける自社モデルハウスもご用意していますので、こちらもぜひお気軽に活用ください。

平倭(平屋)の家モデルハウス
木づきの家モデルハウス

〒315-0001 茨城県石岡市石岡13446−36

 

本物の素材を使ったエーベンハウスの平屋の家づくりについての資料請求はこちらから:お問合せフォームへのリンク

 

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    EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部 EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部

    本当の本物の住まい造りを信念にお客様にとってなにが本当に良いものかを常に考え、安易に新しい工法、新しい建材を取り入れず、本物の無垢材の品質を高め、地産地消をモットーに国産材を使用し永く安全に快適に暮らせる住まいを提供していきたいと考えています。

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    茨城県知事許可 第030673号

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