回遊動線の間取り実例|30坪〜40坪台の平屋・2階建て紹介。玄関の方角などチェック
マイホームの間取りプランを検討中に、「回遊動線の間取り」という言葉に出会うことと思います。
「何を回遊するの?」、「回遊動線の何が良いのか?」など、具体的なイメージがわかないという方も多いのではないでしょうか。
そこで地元・茨城の木材にこだわり、快適なマイホーム建築のお手伝いをしている『エーベンハウス』が、回遊動線について詳しく紹介します。
回遊動線のメリット・デメリット、間取り実例などから、ご家族にとって回遊動線の間取りが最適な選択かどうかを見極めましょう!
回遊動線の間取りとは?メリット・デメリットを確認
「回遊動線はおしゃれで使い勝手が良い」とよく言われますが、実はライフスタイル・土地の状況などによっては回遊動線が合わないケースもあります。
まずは回遊動線の意味と、メリット・デメリットを確認しましょう。
回遊動線とは?何を回遊するの?
「回遊動線」は、回遊魚(快適な環境を求めて行ったり来たりする)をイメージして生まれた言葉です。
より効率的に移動したり・家事をしたりできるプランの1つとして、「なるべく行き止まりをつくらない間取り」を回遊動線と読んでいます。
回遊動線の間取りをつくる際には、ご家族のライフスタイルの中心となる場所を決め、その周辺を壁や部屋で仕切らないプランを考えます。
回遊動線の中心となる場所 |
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そんな回遊動線には、メリット・デメリットどちらもあります。
回遊動線の間取りのメリット
回遊動線の間取りは、「この動線ならもっと家事・育児の効率がアップする」と明確な考えをお持ちのご家族におすすめです。
回遊動線のメリット |
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「1人1人の生活時間が違うご家族」、「段差ゼロなどの利便性を重視するご家族」などは、回遊動線の間取りでマイホームの快適度がアップするのではないでしょうか。
回遊動線の間取りのデメリット
回遊動線の間取りのデメリットは、以下のとおりです。
回遊動線のデメリット |
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特に家電のレイアウトについては、壁や部屋の四隅を使うことを考えますよね。
「回遊動線の間取り=間口の多い間取り」でもあるため、家電が多いご家庭はレイアウトに困る可能性があります。
(例)
また来客の多いご家庭では、壁があることで安心して過ごせるケースもあります。
ぜひ「ご家族のライフスタイル」と「回遊動線の間取り」の相性を考えて、最適な選択をして頂けると幸いです。
回遊動線の間取りのデメリットを解消する方法を、こちらの記事で紹介しています。
〈関連ページ〉回遊動線のある家づくりの後悔を防ぐコツ|メリット・デメリットを解説
回遊動線の間取り|30坪〜40坪台の平屋・2階建て実例紹介
エーベンハウスが建築した住宅の中から、回遊動線の間取りをピックアップしました。
今回は、1人〜5人ほどまで幅広い世帯人数に対応できる30坪〜40坪台の平屋・2階建て間取りを紹介します!
※画像下のURLをクリックすると、内装・外観などもチェックできます。ぜひごらん下さい。
収納を中心とした回遊動線の間取り
はじめに延床面積35.06坪の平屋間取りで、南向きの玄関を中心にして、ファミリースペース・プライベートスペースを左右に分けています。
家の中心に設置した収納を回遊できる動線で、片付けが面倒にならず、生活感を上手に隠しておしゃれな空間づくりがしやすくなりますね。
〈関連ページ〉施工事例 S様邸|平倭の家
次に、延床面積34.06坪の2階建て住宅です。
家電の位置を意識し、収納スペースも確保しながら回遊動線に必要な間口をプランニングしています。
〈関連ページ〉エーベンハウス スタイリッシュ 2階タイプ1
2階の間取りもチェックしてみましょう。
各部屋「四角の箱+収納」というつくりなので、プライベートスペースも無駄なくインテリアを配置できます。
〈関連ページ〉エーベンハウス スタイリッシュ 2階タイプ1
階段を中心とした回遊動線の間取り
次に、延床面積45.09坪の2階建て住宅です。
LDK内階段を中心として、「キッチンへのアクセス2経路」・「洗面脱衣室へのアクセス2経路」を確保しています。
「入浴後に玄関ホールを通らずLDKへ戻れる」、「帰宅後に手洗いをしてそのままキッチンへ行ける」などの動線が便利です。
〈関連ページ〉エーベンハウス ママフレハウス プラン事例
こちらは2階の間取りで、居室を通らずに(ドアの開閉をせずに)バルコニーへ出られます。
洗濯物をスムーズに干せますね♪
〈関連ページ〉エーベンハウス ママフレハウス プラン事例
回遊動線の間取りは、バリエーションが豊富です。ぜひ依頼するハウスメーカー等に相談しながら、長く快適に過ごせるプランを検討して下さい。
「回遊動線の間取り」口コミをチェック
回遊動線の間取り実例を確認しましたが、「本当に快適なのか、まだわからない」と感じている方もいらっしゃると思います。
そこで実際に回遊動線がある家に住んでいる方からの口コミをまとめました。良い口コミ・悪い口コミどちらも紹介するので、参考にして下さい。
良い口コミ
回遊動線の間取りに実際住んでいる方からの良い口コミは、「育児中の手間が減る」という声が多い印象でした。
悪い口コミ
回遊動線の間取りについて、悪い口コミがあることも事実です。
特に多いのは費用面に関する口コミで、「回遊動線を後悔している…」という声もありました。
口コミから、「回遊動線と広いスペースの組み合わせ=動線が長くなる」という注意点もわかりました。
「フロア全体を回遊可能にする」、「フロアの一部を回遊可能にする」どちらも可能なので、動線の距離も考えながら間取りプランを作成しましょう。
こちらの記事で、家事が楽になる間取りアイデアを紹介しています。
〈関連ページ〉令和の家事動線間取りアイデア集|30坪家事ラクハウス実例
まとめ
回遊動線の間取りについて、メリット・デメリット、実例、口コミなどを紹介してきました。
回遊動線でご家族の快適な暮らしを実現するためには、実際の生活をイメージしながら設計プランを作り込むのが大切です。
またご家族構成・ライフスタイル・予算に応じて回遊動線が最適な選択かどうかを判断するのも重要ですね。
ぜひ信頼できるハウスメーカーをマイホームづくりのパートナーに選び、プロの意見も参考にしながらプランを組み立てて下さい。
茨城県の県央・県南・鹿行エリアでマイホーム建築を検討中の方は、『エーベンハウス』がご相談を承ります。
『エーベンハウス』は動線の良い間取りづくりが得意なハウスメーカーで、収納力・費用などとのバランスを考慮し、ご家族に寄り添うプランを提案いたします。
また地元「茨城県産の高強度の木材」を柱・土台・梁などにもれなく使用するこだわりにも定評があります。
無垢材の香りが気持ちい良い快適なマイホームをご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。