令和時代は無垢の家がおすすめな理由|茨城の健康注文住宅実例
化学物質を含まない天然木を使った無垢の家は、小さなお子さんやペットがいても安心して暮らせるのが大きな魅力。
無垢フローリングのやさしい肌触りや気持ちの良い香りも、無垢の家が持つ根強い人気の理由です。
しかし無垢材は「価格が高い」「手入れが大変」といったデメリットの印象も強く、実際に建てるとなると気になる部分も多いですよね。
今回は無垢の家を建てるメリット・デメリットや、よくあるギモンについてまとめていきます。
目次
令和時代は無垢の家がおすすめな理由
ライフスタイルが大きく変化しつつある令和時代の住まいづくりに、無垢の家は大変おすすめです。その理由を2つに分けてご紹介します。
・自宅で過ごす時間が増えている
令和時代に入り、テレワークでおうち時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
自宅で長い時間を過ごすことが増えるこれからの時代、気持ち良く過ごせる無垢材の住まいはとてもおすすめです。
・一つの家で長く暮らす時代が来る
温暖化や産業廃棄物など地球環境保護の観点から、住宅業界も一つの住まいに長く暮らすスタイルへの変化が求められています。
無垢の家のメリット
・化学物質が少なく健康的
合板フローリングや集成材のように接着剤を使用しない無垢材は、化学物質の含有量が少ないため健康的なのが大きな魅力。
無垢の家はシックハウス症候群やアレルギーの防止に役立ち、小さなお子さんやペットがいるご家庭におすすめです。
・キレイな空気で快適
塗装していない無垢材は調湿作用を持ち、雨の日のジメジメや冬の乾燥を防いで快適な空気をつくってくれるのも特徴です。
加湿器や除湿器のように電気を使わない天然の調湿効果で、一年中快適に過ごせるのが無垢の家の魅力です♪
・耐久性が高い
一本の木から切り出す無垢材は集成材や合板より耐久性が高く、適切なお手入れをすることが長く使えるのもメリット。
例えば合板フローリングは30年前後で接着材がはがれて強度が低下しますが、一枚板の無垢フローリングは問題無く使い続けることができます。築数百年を超えるようなお寺やお城も、耐久性の高い無垢材でつくられています。
深いキズがついてもヤスリをかけて平らにすればきれいになるなど、美しい状態をキープできるのも無垢材の魅力♪
無垢の家のデメリットと対策
・初期費用が高い
無垢材は一本の木から採取できる量が限られるため、合板材や集成材とくらべると材料費は少し高めです。現場での加工や施工精度も求められるため、施工費用も高くなる傾向があります。
【対策】⇒資金計画に余裕を持つ
無垢の家は初期費用が少し多めにかかる点を理解し、住宅ローンや頭金などの資金計画に少し余裕を持っておきましょう。
メリットでもお伝えしたように無垢の家は耐久性が高いため、長い目で見れば一年あたりのコストはオトクになります。
・ひび割れや変形がある
無垢材は湿度や温度の変化で伸縮や反りが発生しやすいため、狂いのない工業製品的な仕上がりを求める方にとっては不満が出るかもしれません。
木目や節目の周辺に細かいヒビが出ることもあります。
【対策】⇒味わいとしてデザインに活かす
無垢材を使った家を建てるなら、変形やひび割れもおしゃれなデザインに感じられるような仕上げを目指しましょう。
一つとして同じ変化のない無垢材の反りや細かいヒビは、デザイン次第では趣のあるビンテージ感に見せることもできます。
使い込んだ家具や楽器のように、年数ごとに味わいを楽しめる内装を考えてみてください。
またしっかり乾燥させた無垢材は変化が少ないため、わたしたち施工店の木に対するこだわりもチェックしてみましょう。
・キズが付きやすい
無塗装やコーティングの薄い無垢材をフローリングや壁材に使うと、イスやテーブルなどの引きずりキズが付きやすいのもよくデメリットに挙がるポイントです。
【対策】⇒硬い木を選ぶ
一口に無垢材といっても木の種類はたくさんあり、硬さや引っかきキズへの強さもそれぞれです。
例えば杉やヒノキといった柔らかい木とくらべると、メイプルやオークなど比重が高く硬い木はキズが付きにくい傾向があります。
無垢フローリングは細かなキズも味わいになる点が魅力ですが、お子さんが居てキズが気になる方は硬く強い木を選ぶと良いでしょう。
・水や油汚れが染みやすい
天然木の優しい触り心地が楽しめる無塗装や浸透系の塗装は、水分や油分をはじくコーティング作用がありません。
汚れの種類によってはシミになってしまうケースもあるため、気になる方も多いようです。
【対策】⇒水回りはほかの素材を使う
キッチンや洗面所、トイレといった水回りの床面には、防水性のあるタイルやクッションフロアに切り替えるのがおすすめです。
茨城県の無垢の家建築実例
実際に無垢材を使った、気持ちの良い新築実例をご紹介します。
開放的な吹き抜け空間は、梁を大胆に見せて力強くおしゃれな雰囲気に♪
フローリングと合わせたオイルステン塗装とダクトレール照明の組み合わせで、素敵なアクセントになっていますね。
天井材にも無垢材を使い、香りと空気感が気持ち良いリビングに仕上がりました。
【施工事例の詳細はコチラ】⇒M様邸|ALBEROVIVACE
こちらのお住まいは吹き抜けにせず梁を露出した、上品なリビングに仕上げました。
本来の位置より天井が少しアップするので、開放的なお部屋になっているのも特徴です。
無垢の家でよくあるギモン
・メンテナンスは大変?
無垢材は塗装が薄いため、細かなメンテナンスが必要で大変という意見も少なくありません。
木の種類や仕上げによって多少異なりますが、無垢の家だからといってメンテナンスが増えることはありません。
フローリングや建具に無垢材を使う場合も、基本的には掃除機掛けや乾拭きをすればOKです。
・虫が出やすいと聞きましたが?
天然木を使った無垢の家は、害虫に好まれやすいイメージを持つ方が多いようです。
結論としては無垢の家が特別虫を呼び寄せることはなく、むしろ木の種類によっては防虫作用を持つものもあります。
例えば土台や柱に使うことが多い桧(ヒノキ)はフィトンチッドという成分を含み、シロアリ・害虫を寄せ付けない性質を持っています。
無垢材は合板より調湿性能に優れるため、虫が好む湿気が溜まりにくいのも特徴です。
虫が全く出ないわけではありませんが、虫嫌いの方も安心してお選びいただけます。
・カビは生えませんか?
無垢のフローリングや家具にカビが生えてしまったという体験談が多く、無垢の家に対する心配を持つ方も多いようです。
透湿性のある塗装仕上げをすることが多い無垢材は、カビが発生すると内部に根を下ろしやすいのは事実です。
ただしカビの生えやすさは他の建材と同じ条件で、カビの除去が難しいというのが正確な情報といえるでしょう。
対策としては、洗面所やキッチンなど湿気が溜まりやすい場所は防水性のあるクッションフロアにするなど、適材適所を心がけるのが効果的。
もし水場に無垢の仕上げ材を使うときは、換気を良くしてマットを敷きっぱなしにしないなど、カビ対策が必要になることを把握しておきましょう。
まとめ:丈夫な無垢の家で、長く快適な暮らしを♪
一つの住まいに長く暮らすことが求められている現代、これから建てるなら耐久性が高い無垢の家はとてもおすすめです。
化学物質が少なく快適な生活は、子育てや老後の暮らしにもピッタリ♪
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