注文住宅の流れは最初が大事│ハウスメーカー選びで後悔を防ぐ!
注文住宅の建築は、一連の流れが分かりづらいものです。
しかし、流れをつかんでおかなければ、建築後に後悔につながることも。
本記事では、どういった流れで家を建てていくのか、詳しく解説します。
1点だけ、気に留めておいて欲しいのは「土地」と「ハウスメーカー」を慎重に検討することです。
この点に気をつけておけば、新居が建ったあと後悔することは少ないでしょう。
その理由も含めて解説していきますね。
- 注文住宅の一連の流れがわかる
- 注文住宅の流れで大事なポイントがわかる
目次
注文住宅の流れ(1) ハウスメーカー・土地探し
自由な間取りで注文住宅を建築したいと思ったとき、最初に行うのは「ハウスメーカーと土地を探すこと」です。
冒頭でもお伝えしたとおり、建築までの流れの中で最も大事ですので、慎重に選んでいきましょう。
どうしてハウスメーカー選びが重要なの?
ハウスメーカー・工務店は、会社によって得意とする工法やテイストが異なります。
逆にいうと、得意とする工法以外では施工できない、もしくは経験が少ないので仕上がりが悪くなったり、割高になったり弊害が生じてしまいます。
ハウスメーカー選びを急いでしまうと、自分たちが実現したかった空間づくりができない場合もあります。
どうして土地選びが重要なの?
土地選びも同様の理由です。
一度土地を決めてしまうと、広さや周辺環境の関係で実現できない間取りや設備が生じてしまう恐れがあります。
たとえば、薪ストーブを設置したいと考えていたのに、衝動買いしてしまった土地が密集した住宅街だと、煙がお隣に流れることを恐れて使わなくなってしまうといった風に。
一方で、あなたの希望や性格に合ったハウスメーカーや土地を選ぶことができれば、多少の間取りや設備の失敗があっても、大部分で満足いく家づくりができるでしょう。
後悔のないハウスメーカー・土地選びをするためには、様々な条件の見学会に足繁く通うことです。社員の人柄や、設計思想は一度見ただけでは分からないもの。
「いいかも…」と思った会社・土地には何度か足を運ぶことをおすすめします。
注文住宅の流れ(1.5)資金計画
ハウスメーカーや土地探しと並行して進めるのは「資金計画」です。
次に紹介する、ファーストプラン作成とも並行して行われます。
希望するエリアや土地の広さ、間取りや設備から、土地と建物にかけられるおおよその予算を算定します。
同時に、あなたの現在の預貯金や毎月の収支からライフプランを作成することもあります。
資金計画の結果予算が不足するようなら、建築エリアを変更して土地にかかる費用を下げたり、建物への要望を一部取り下げて建築費用を下げたりする調整が必要になります。
ハウスメーカー・土地選び、さらにファーストプラン作成と並行して資金計画を行う理由はここにあります。
土地・建物と家計、それぞれ無理がないようにするため、随時調整をしながら進んでいくしかないのです。
ちなみに調整を全てハウスメーカーに任せるとトラブルになる可能性もあるので、あなた自身も勉強して納得のうえで進む必要があります。
ハウスメーカーによっては、勉強会を開催している会社もあるので、積極的に参加してみましょう。メーカーによって異なる見解をみるのも楽しいですよ。
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注文住宅の流れ(2)ファーストプラン作成
希望するハウスメーカー・土地が見つかると、その土地でどんな建物が建つのか「ファーストプランの作成」に移ります。
要望を「これでもか」というほど出しておく
ファーストプラン作成で大事なことは、全ての要望を出し切ることです。
住宅建築はパズルのようなもので、新たな要望が出ると根本からプランを組み直す必要が生じるので時間を要してしまいます。
初期段階で「これでもか」というほどの要望をぶつけましょう。
また、可能であれば優先順位をつけることも大切です。
全ての要望を叶えようとすると、家の広さは無限に広くなってしまいます。
絶対に叶えたい要望とできれば叶えたい要望など、優先順位をつけると満足度の高いプランが提出される可能性が高くなります。
注文住宅の流れ(3)見積り・契約
プランに満足すると、実現するために必要な費用の「詳細な見積り」作業に移ります。
受け取った見積もりの金額で問題なければ「正式に契約」の運びになります。
見積もりは家を立てるのに必要な建築費用を含めた「総額」を確認することが大事です。
外構工事や地盤改良工事は別途費用とされる場合も多く、契約後に想定より費用が高づいてしまった、ということもあります。
注文住宅の流れ(4)詳細設計・図面確定
契約後は建築のための詳細な図面作成や、建築確認申請といった作業に移ります。
図面が完成すると、順次手元に届くことと思います。
このときも「業者用の図面だから見なくていいや」とハウスメーカーに任せず、1枚ずつ図面を確認し不明な点があれば聞く姿勢が大事です。
特に、コンセントの位置や高さが記載された電気設備図は、住んでから「ここにコンセントがあれば」と後悔につながりやすいポイントなので、よくチェックしましょう。
注文住宅の流れ(5)工事の着工
建築確認申請が通ると、いよいよ着工の運びになります。
工事中は実際に施工する協力会社が、周囲の住民に配慮しながら仕事ができているかを気にしましょう。
早朝・夜間作業による音の問題、ゴミの処理などがしっかりしていれば、入居後の周囲との人間関係の構築もスムーズでしょう。
この点でも、流れの最初、ハウスメーカー選びが関係してきます。
よい業者を選択すれば、協力会社も気持ちのよい仲間が集まるものです。
注文住宅の流れ(6)竣工・お引渡し
工事が完了すると竣工・引き渡しの運びになります。
良心的なハウスメーカーを選べば、何も問題なく笑顔で引き渡しができるでしょう。
この段階では、引っ越したあとのことを早めに考えておくことが大切です。
引越し業者の手配は早いほど安価になりやすく、光回線などの引き込み工事は入居と同時に使いたいなら1~2か月前から始めておきたいです。
ほかにも、エアコン工事の手配や家具の搬入、引っ越しの準備など忙殺されることが予想されるので、チェックリストをつくり、ひとつずつ終わらせましょう。
注文住宅の流れ(7)アフターサービス
ハウスメーカーとの付き合いは引き渡しのあとも続きます。
どうしても入居後1~2か月は建具の調整など、不具合が生じる場合があります。
定期点検の実施を打ち出している会社だと、点検の際に様々な相談ができるので、安心感があります。
まとめ│注文住宅の流れで大事なハウスメーカー選び
注文住宅を建てるにあたって大事になる「家づくりの流れ」を解説しました。
繰り返しになりますが、流れの中で大事なのは「ハウスメーカー・土地探し」です。
流れの入り口を間違わなければ、行く着く先は正解の道です。全体の流れを把握しつつ、慎重に選択を重ねていきましょう。
家づくりのことで不安があるなら、直接ハウスメーカーに聞いてみるのも手です。
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