一軒家で人気の間取り実例集|新築でよくある失敗と対策
マイホームづくりでは失敗や後悔の声を良く聞きますが、大きな買い物ですからなるべく避けたいですよね。
今回は実際の建築事例の中から、一軒家で人気の間取りをピックアップしてご紹介します。
先輩たちが選んだ間取りのアイデアを上手に採り入れて、おしゃれで暮らしやすいマイホームを手に入れましょう。
目次
一軒家の間取りは難しい
注文住宅の自由な間取りづくりは楽しいものですが、デザイン・予算・暮らしやすさなど考えることが多く難しいのも事実。
「家は3軒建てないと分からない」と昔から言われるように、いざ暮らしてみて気づくことも少なくありません。
しかし一千万円以上するマイホームはそう気軽に建てられるものではありませんから、じっくり取り組んで1軒目で理想の間取りを手に入れたいですよね。
まずはたくさんの間取り事例や先輩たちの声を聞き、理想のマイホームづくりに活かしましょう。
事例で見る一軒家の人気間取り
実際に建てた注文住宅実例の中から、人気の間取りをピックアップしました。
先輩たちのアイデアを上手に取り入れて、理想の住まいづくりに役立てましょう♪
・リビング階段
上下階をつなぐ階段をリビングに配置する間取りは、自然と家族のコミュニケーションが生まれるのがメリット。
デザインにこだわればリビング自体のオシャレ度がアップするのも、人気の理由です。
廊下と階段ホールを省略できるので、広いリビングをつくれるのも魅力ですね。
・吹き抜け
一戸建てとは思えない開放感を得られる吹き抜けの間取りも、一軒家の憧れレイアウトですよね。
高い窓からの自然光で明るいお部屋をつくりやすく、日中過ごすことが多いリビングとの相性がばつぐん♪
・オープンキッチン
開放的でおしゃれなオープンキッチンは、注文住宅で人気の高いレイアウトです。
効率のよい家事動線をつくりやすく、お子さんを見守りながらお料理できる点も大きなメリット。
・ファミリークローゼット
最近は家族全員の衣類をまとめて管理できる、ファミリークローゼットの間取りも増えてきています。
畳んだ洗濯物を各部屋に配る手間が省けて、家事の時短につながりますね♪
・シューズクローク
広めの玄関にシューズクロークでたっぷり収納を確保するのも、令和時代のトレンド間取り♪
靴やお子さんのおもちゃが散らかりにくいので、いつでもスッキリおしゃれな玄関をキープできます。
・畳スペース
小上がりやフラットの畳スペースは、子育てや家事で役立つ人気の間取り。
お昼寝やアイロンがけなどさまざまなシーンで活躍する利便性と、おしゃれなデザインを兼ね備えています。
・ロフト
床面積を増やせるロフトは、物置スペースやお子さんの遊び場として活躍するアイデアです。
隠れ家的なワクワク感もあり、趣味を楽しむプライベートスペースとしても人気です。
一軒家の間取りをおしゃれに仕上げるコツ
・家族の意見をまとめる
一軒家をおしゃれに仕上げるには、間取りやデザイン、ソファやテーブルなどのインテリアまでテイストを統一する必要があります。
家族の意見がバラバラだと違うちぐはぐな家になってしまいますので、まずは意見をまとめましょう。
モダンでカッコいい家にしたいのか、無垢のナチュラルテイストにしたいのか、全員が納得するまで話し合うことが大切です。
なかなか意見がまとまらないときは、私たち施工店が中立の立場からアドバイスするとうまくいくときもあります。
デザインや間取りの方向性が家族内でまとまらないときも、お気軽にご相談ください。
・生活感を見せない
せっかくこだわってつくったおしゃれな間取りも、生活感が見えてしまうと一気に残念な印象になってしまいます。
おしゃれなマイホームを目指すなら、実際の暮らしをリアルにシミュレーションして生活感を上手に隠しましょう。
例えばゴミ箱を見えにくい場所に配置したり、コンセントやスイッチを目立たない場所に隠したり。ちょっとした工夫が、住まい全体をおしゃれに魅せてくれます。
収納をたっぷり確保して、モノが散らからない空間をつくるのも効果的です。
一軒家の間取りでよくある失敗例と対策
・収納不足
一軒家での失敗談として多いのが、いざ住んでみたら収納が足りないという問題。特に成長期のお子さんが居ると、学校や趣味のアイテムがドンドン増えるので収納不足になりやすいです。
【対策】⇒デッドスペースを活用する
居住スペースとの兼ね合いで収納を増やすのが難しいときは、デッドスペースを活用してみましょう。
階段下スペースを収納にする定番テクニックのほか、屋根裏収納やロフト収納などもおすすめです。
高い位置の収納は出し入れが大変ですが、ストーブや扇風機、夏冬の洋服など出し入れ頻度の低い物を収納すれば問題ありません。
お子さんの作文や工作物など、使わないけれど大切にとっておいてあげたい物の収納場所にもピッタリです。
・家事効率が悪い
炊事・洗濯・掃除など家事に関する間取りの不満は、一戸建てでよく聞きますよね。
余った場所に水回りを配置した結果、家事動線が長くなってしまうことが多いようです。
【対策】⇒回遊性を高める
家事効率アップの間取りアイデアとしては、ショートカットを設置して回遊性を高めるのが効果的。
例えばキッチンから洗面所に抜ける扉があれば、お湯を沸かしている間に洗濯機をサッと回しに行けます。
ウォークスルークローゼットなど行き止まりのない間取りも、住まい全体の回遊性と家事効率をアップしてくれます。
・プライベートスペースがない
床面積の確保が厳しい日本の住宅事情では、家族全員のプライベートスペースをつくるのは難しいですよね。せっかくマイホームを建てたのに、全員がそれぞれの部屋にこもりきりというのはよくある失敗パターン。
【対策①】⇒リビングを広くつくる
住まいの中で一番大きな間取りであるリビングを広くつくると、同じ部屋で自分の時間を過ごせるプライベートスペースを確保しやすいです。
ソファ以外に座る場所があると、家族が自然とあつまるコミュニケーションリビングになります。
床面積が厳しい場合も、廊下をなくしてリビングを広くつくるなどさまざまな間取りアイデアがあります。
【対策②】⇒アウトドアリビングを活用
敷地の広さに余裕があるなら、ウッドデッキを設置してアウトドアリビングにするのもおすすめ。
天気の良い日は気持ち良く過ごせるプライベートスペースになり、デスクとチェアで在宅勤務をするのも良いですね♪
・コンセントが足りない
コンセントは重視する人が少ない割に、いざ暮らしてみると不満や不便を感じやすいポイント。
最近はコードレス家電が増えてきていますが、その分充電器でコンセントを使うことが増えました。いざ暮らし始めたらコンセントが不足して延長コードだらけ…というケースも少なくないようです。
【対策】⇒生活をリアルにシミュレーションする
ある程度間取りができ上ったら、ソファやテーブルなどのインテリアと家電の配置をシミュレーションして、必要なコンセントの数と配置を割り出しましょう。
普段座る場所やスマートフォンを置く場所が決まれば、どこにコンセントを配置すればよいか分かりますよね。
なるべくリアルに生活をシミュレーションすることが、ベストなコンセント配置を考えるコツです。
・キッチンのニオイが広がる
目に見えないニオイは平面図だけで考えることが難しく、実際に暮らし始めて失敗に気づくパターンが多いです。
特にオープンキッチンはニオイが広がりやすく、デザインだけで採用してしまって不満を覚える方が少なくありません。
【対策①】⇒キッチンレイアウトに工夫する
お魚やニンニク料理など香りの強いお料理が多いご家庭では、キッチンレイアウトに工夫してニオイの拡散を抑えましょう。
壁の量が多い独立キッチンやハーフオープンの間取りにすると、煙とニオイが広がりにくくなります。オープンキッチンの場合も、コンロ前に壁をつくるだけで広がり方が変わります。
【対策②】⇒LDKの独立性を高める
寝室やランドリールームへのニオイの拡散を抑えたい場合、キッチンがあるLDKの独立性を高めるのも効果的です。
リビング階段や吹き抜けを避け、扉を閉めてLDK内で空気が完結する間取りにすれば、ニオイの拡散をコントロールできます。
まとめ:人気の間取りに学び、理想の一軒家を建てましょう
今回は一軒家で人気のトレンド間取りと、よくある失敗例&対策について解説しました。
人生の大イベントであるマイホームづくり、しっかり取り組んで理想の生活を実現しましょう。
わたしたちエーベンハウスは、地元茨城県で理想の間取りづくりをお手伝いするハウスメーカーです。
エリアを絞った地域密着スタイルで、お客様と近い距離で一緒に暮らしやすい家づくりを追求しています。
家事動線や木の質感にこだわったモデルハウスもご用意していますので、住まいづくりのはじめの一歩としてお気軽にご活用ください。
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