こんばんは。新年明けて早くも3分の2が過ぎようとしています。
ここ最近メンテナンス依頼や新築の打ち合わせの際によく話に上がるテーマがあります。
それが「快適・利便性とお金の関係」です。今の住宅は設備関係が昔より遥かに良くなりそれがスタンダードとなっています。
例えば、トイレの暖房便座・ウォシュレット、浴室の暖房換気乾燥機、キッチンの食洗機、洗面化粧台のシャワーヘッド、エアコンの多機能搭載型などです。
それらによって利便性向上で生活が快適になりました。ただ皮肉なものでその分電化製品と同じ消耗品が増え劣化に伴いメンテナンスが必要になりました。
極端な話ですが、昔のトイレは流すだけ、キッチンも食洗機などはなく手洗いで自然乾燥、お風呂も凍えながら入る形でした。今となっては考えられない生活かと思いますが、壊れるものが少ないので維持管理としては非常に楽であったと思います。今は住宅設備にいろいろな機能が加わったおかげで快適になりましたが、どうしてもいずれは壊れてしまうものなのでメンテナンスが必要になります。そしてその機能にもたくさんのグレードが出てきました。
イニシャルコストもかかりますが、メンテナンスコストもかかります。特に私の主観でもありますが、エアコンなんかもシンプルな機能のほうが壊れにくくメンテナンスコストも安くおさまる傾向に感じます。
上記で例に上げたのも10年を境にメンテナンス依頼があるものが多いです。ウォシュレットの通水部からの水漏れ、暖房乾燥機が動かない、食洗機のエラー表示、洗面台のシャワーヘッドが出し入れのせいで劣化して水が垂れてくるなどどうしても消耗品なので注意が必要です。
最初にどこまで求めるかですが、多機能でスタイリッシュで一般的にハイグレードとされるものは生活利便性向上に繋がり快適ですが、その耐久性もぐんと向上しているかというのは疑問で同等品に交換しようとするとハイグレード品だと費用が高くなるので後々のことを考えるとそれが一概に良いとも言い切れないかもしれません。車も高級車の方がパーツ交換やその他の部品交換もその分桁が違かったりするみたいですね。
例に挙げた機能は今はマストですが、そのグレードはまた別問題です。快適性とメンテナンスのバランスを見ながら検討することを機種選びの際の一つ目安で考えてみるのも良いかもしれません。
PS.私の住んでいる家も食洗機が寿命を迎えたので、交換時期です^^;痛い出費です^^;
食洗機もいま使い方としては乾燥機能がメインで食器置きとしての感覚なので、プラズマクラスター機能付きや夜エコモードがついているミドルグレードではなく、スタンダードグレードを検討しています