白美人

皆さん、こんにちは。

今日は、雨から曇りのよそうですね。

 

皆さんは、白美人と赤美人どちらがお好きですか。

これは、人間のお話ではなく、「木」のお話です。

 

現在日本の住宅の7割程度がしろ美人です。

白とは木材の事ですが、木材にには、白たと赤身があります。

その中でも、国産材と輸入材があり、集成材のほとんどが、白い木材です。

一般には白い部分は役物といわれ、節が無く柾目の部分で見えるところに使います。

赤身は油分が多く硬いので柱や土台、桁などに使います。

赤身はシロアリや害虫に強く、構造の主要な部分に使われてきました。

なぜ、現在は白い輸入木材や白い集成材を使うかと言いますと、バブル期の頃から住宅着工数の伸びが大きく関係しています。

木材需要に国産材の生産が追いつかず、安定供給を求めて輸入材が多く入ってきました。

その後、建築法の改正などがあり、乾燥材や集成材が多く出回り国産材のシェアが小さくなりました。

 

当社は始まりが林業ですので、「木」の良し悪しはよく理解していると思っています。

やはり、「木」も野菜と同じで、日本で育ったもの地場で育ったものが、虫ににも強く丈夫で長持ちします。

では、なぜ大手住宅メーカーが国産材を使わないかと言いますと、安定供給はもとより、「木」は生きていますのでその性質と言いますか、

良し悪しを見分ける「目利き」が必要になってきます。

輸入材や集成材は、商社が取り扱いますが、国産材は地域の市場を経由して、市場に流れます関係上、魚や野菜と同じく問屋、仲買が存在します。

 

私共は良い家つまりお客様が最終的には得をする住まいを造りたいと考えています。

シロアリ薬剤を使わず保証が付き、経年劣化と共に「あじ」がでて、「木」も好い香りがする住まいと考えています。

 

まっすぐな木はまっすぐ使え、曲がった木は曲がったまま生かせ。

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