無垢材

みなさんこんにちは。

今日は久しぶりの晴天です。

すべてが湿気でかび臭いですね。

 

カビと言えば、木材もこの時期はカビ出ないように管理するのが大変です。

本社は木材業を営んでおりますので、木材が常時80~100㎥在庫してあります。

 

その約5割がKDと言われるカマに入れ乾燥された材料です。

また、3割がADと言われる自然に乾燥させたざいりょうです。

残りはグリーン材と言われる生材です。

 

水分が多いほど乾燥に伴い狂いや割れが生じますが、KD材が強いわけではありません。

それは、強制的に乾燥させる事で細胞が破壊されますので木材特有の粘りが失われてしまいます。

無垢材は自然に乾燥させ序序に水分がぬけて細胞が結合し硬くなります、ですから割れが生じるわけで、割れて強度はむしろ強くなります。

 

ですから、昔は建てて瓦をのせ3~6ヶ月くらいは造作しなかったのです。

どんなに大工さんの腕がよくても、材料が狂ったり痩せたりしてはキレイに納まりません。

 

当社では土台、柱、間柱、筋交い、野縁など痩せたり狂ったりしてはいけない所はKDを使用しその他は、AD材を使用しています。

そのために、膨大な在庫が必要となるわけです。

 

無垢材にこだわる以上は仕方のないことだと思います。

も、お客さんに喜んでいただくためのこだわりです。

 

まっすぐな木はまっすぐ使え

曲がった木は曲がったまま生かせ

 

 

 

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