本当の本物
みなさん、おはようございうます。
今日は曇りのち雨の予報でしたが、晴れの曇り夜から雨に変わりましたね。
昨日より暖かく過ごしやすい天気です、今日も一日笑顔でがんばりましょう。
本物のお話を少し書きます。
私共の創る住まいは、本当の本物がコンセプトになっています。
では、どこからどこまでが本物志向かが、各社考え方の違いだと思います。
まず、基礎の部分ですが、私共は布基礎を多く入れ布基礎のスパンを3M未満にし配筋を、200MMピッチにする事により、強耐震の基礎にしています。
他社は配筋を150MMにしていますが、それは布基礎を4Mまで飛ばす事が出来るからです。
そうすることにより、コンクリートの使用量をおさえらえ、コストダウンになるからなのです。
布基礎を多くするこだわりは、土台を点ではなく面で支える事により、床の耐久性が大幅にアップされ永く安心して暮らせるからです。
土台も本物の桧を使用するのも訳があり、集成材ではボンドが劣化してはがれる恐れがあることと、集成材のほとんどが外材(輸入材)で出来ているため、シロアリ駆除と防腐剤を塗らないと検査が受けられない事です。
アルデヒドが含まれている、土台にヒ素は含まれている薬剤を塗るのは人体にダブルでよくない事だと考えます。
桧の特性も生かすために土台に使用している訳は、ヤング強度が(横曲げ)が強い事と、シロアリに強い事そしてにおいが好く、その臭いがゴキブリなどが嫌う事です。
シロアリ対策は、基礎の湿気対策と土台パッキン、国産桧の使用と3重の対策を取る事により10年保証をダブルで受けられます。
次に柱ですが、八溝の国産杉を使用しているのは、上からの圧力では桧と杉ではそれほどの差はないとのことなので、すぎは桧よりやわらかい分割れと狂いが少なく大壁の柱には向いていると考えるからです。無論圧力の強度を上げるために105MM角より一回り大きい120MM角の柱を使用しているわけです。
本物をどの様に使うか、どうすれば耐久性が高まるか、日本建築の歴史から学び人体に悪い影響を与えるものは極力使わないのがこだわりです。
しかし現在は、デザイン性や生活様式が変わってきたため、本物を生かした使い方が問われるのではないでしょうか。
来週は、梁材について書きたいと思います。
心の眼見る