彼岸明けに仕分け
こんにちは
今日は彼岸のあけです。
夜中から風が強く、晴れてはいますが荒れた天気です。
入江産業で大学生の息子がバイトをしています。
朝、2人で檜の役物を仕分けして林場に立てました。
木にはいろいろな仕分け方法があり、息子の質問が多く
教える難しさを感じさせられました。
まず、大面ですが角材の見える面のことをいいます。
無節は読んで字のごとし一面に節が無いことを言います。
上小節は1cm以内の節が3個までのものをいいます。
特等とは角面が四面通っていることをいいます。またピン角ともいいます。
面特は一面特等の意味です。つまり一面角が通っていれば良いのです。
一等は元が角が通っていますが頭に行くにつれ、丸まったメリがつくものです。
二等もありますが通常バタ角と呼ばれ土木材として使われます。
そのほかにピンが小さい針の穴くらいの虫くいあとをいいます。
枝腐れは、雪が降る地域で枝が雪で折れてしまい底から少し腐食が入った状態のことをいいます。
アテは、木が反りやすく、木目が浮いている様に見えることをいいます。
入り皮は木が育つうちキズを包むように皮が出き、製材するとその皮の部分がでてきます。
ヤニ袋とはベタベタした木の油の袋です。杉、檜にはあまりありませんが、赤松、米松、カンボ松に多いです。
以上今日は木の話をしました。