基礎
皆さん、こんにちは。
今日は、これから台風がやってきますので、用心してください。
暑い夏の年は、台風が多いと言いますが、本当ですね。
また、スズメ蜂なども台風が多い年は地面に巣をつくりあまり見かけません。
予知能力というか、自分を守る本能が備わっているのでしょう。
先日基礎をはじめるための、遣り方だしを行ってまいりました。
建物の位置を決め、通称GLといい基礎の高さを決める基準を出すのが、遣り方だしです。
この位置決めと、基礎の高さが大切で、高さを低く設定してしまいますと、地面より中のコンクリートが低くなり大雨の時などは水が染み込んだりします。
また、配管もベースと言われる間から外に通すので、水勾配が取れなくなり逆流したり、排水の臭いが上がってきたりします。
エーベン工法の基礎は、まず建物の外周、一番荷重のかかるところを一段掘り下げベースを厚くします。
これが、非常に大切で、頑丈な基礎の元になります。
それから、砕石を150ミリ厚で敷き、転圧をかけます、その上に防湿シートを敷き湿気対策と白ありが上がらないようにします。
ベース配筋ですが、12ミリ筋を200ミリピッチで結びます。他社で150ミリピッチのところもありますが、そちらは布基礎の間隔が4メーターあけるのでベースに荷重がかかるので、コストパフォーマンスにも良いわけです。
当社は、200ミリピッチにして3メーター間隔で布基礎を入れていますので、全体の基礎がすごく頑丈に見えます。
土台、大引きを支えるのに束などの点で支えるより、布基礎の面で支えたほうが、安心だからです。
立ち上がりの、布基礎と言われる幅も120ミリではなく、150ミリにしています。
これは、鉄筋にコンクリートが厚みをもたせ、かぶり強度を確保するためです。
全てのものは、基礎が大切です。勉強も料理も仕事も人間もです。
今日の禅語
仕事はやればいいというものではない、てねいに、きれいに、
そして、はやくやれ。