茨城で木の家を建て、森を守る

森に手を入れることが森をよみがえらせること 木造建築は、日本人にとって身近なものです。古来より、住まいはもとより、神社、仏閣など、ほとんどの建築が木材を中心とした自然素材が使われています。

日本の伝統的な木造建築は、時代の変遷を経て脈々と受け継がれてきた技術の結晶であり、日本人の精神のルーツにもつながる芸術としての文化が内包されています。

約1400年前に建立された法隆寺は、現存する世界最古の木造建築として有名です。悠久の時間を経て、今なお、その風格が残されています。

 

木造建築の機能性と文化

コラム「茨城で木の家を建てるなら地域の工務店がおすすめな2つの理由」でも触れていますが、木造建築は日本の気候風土に適しており、その優れた耐久性が証明されています。

 

本来であれば、木造住宅も100年、200年と持つのが当たり前と思うでしょう。日本の住宅政策も転換が進められ、これまでの「つくっては壊す」、いわばスクラップ&ビルド型の住宅政策から、「家を育てる」、ストック型の住宅政策への転換を図っています。

 

この家を育てる文化への転換にとって、木造建築は欠かせないはずです。

 

自然素材は、木造建築との相性がとてもよく、また、私たちの心とからだにやさしく働きかけ、安らぎや癒しをもたらしてくれます。

木造建築と自然素材の調和する美しさ、意匠の素晴らしさ、そして建築と自然の境界線をゆるやかにしてくれる借景、四季折々の自然を愛しむ心も、私たちの心に深く溶け込んでいます。

 

新型コロナウィルスの感染拡大の影響、デジタルトランスフォーメーション(DX)、グローバル化など、時代が目まぐるしく変貌するなか、多くのストレスを抱える現代人。

その心の拠り所として、伝統的な木造建築は私たちの心の深くに根ざしています。

この日本の心を伝える伝統文化、暮らしの知恵、自然の叡智を現在に受け継いでいくのが、木を植え、森を育てる私たちの使命でもあります。

 

地球環境と森林資源

世界規模でみれば、地球上の森林資源は減少しています。

動物や植物の住処である森林が減るということは、生物の多様性にも影響をもたらすのと同時に、私たちにとっては、生きるのに欠かせない酸素が生み出される場所が減っていることに他なりません。

 

そう考えると、できれば森林を伐採しないほうがよいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、森は、木を伐ることで活性化する場合もあるのです。一概に切らない方がよいとは言えないのです。

 

環境破壊につながる伐採、環境保護に繋がる伐採

例えば、熱帯雨林などの森は、一度木を伐ると以前のような深い森には戻りにくい風土があります。また、伐採後に植林もあまりされていないことから、環境破壊の象徴的な例となっています。

一方で、日本の森は、古来から森林資源を有効に活用し、手入れをしながら受け継がれてきた人工林が広がっています。戦後も植林が進み、今、日本の森は木が余っているのが実際のところです。

 

日本人は古より、暮らしの中に木をふんだんに活用して、その恩恵を受け、木と共に暮らしてきました。

船などの移動手段、住まいや道具類など暮らしのあらゆるものに活用してきました。枝、葉、端材も決して無駄にせず、薪、たい肥など、自然の営みのなかで循環させていました。

そして、伐採したあとには、また木を植え、森を育てる。そうした森を耕すような循環がありました。それが森とともに暮らす日本人の智慧とも言えます。

 

森は水を貯えています

森がない裸地には雨が浸透せずに、そのまま川に水が流れ込んでいきます。

ひとたび大雨になると、洪水になる危険性が高まります。

 

森の地表は落ち葉、草、枝などで覆われており、多少の雨が降っても土が流れ出しません。

さらに地下深くには、木の根が、土、岩盤などを固く縛り付け、土砂崩れが起きにくい構造になっているのです。

 

日本の国土は3分の2が森林です

昨今の気候変動の影響による極端な気象変化による自然災害から、森を守らなければ、さらに洪水、渇水が頻発し、私たちの暮らしに必要な飲料水や生活水、米などの農産物などのための農業用水も枯渇してしまいかねません。

 

戦時中に日本中の木が伐られ、森林が減少し、はげやまのような状態になった時期があります。事実、その後、全国各地で洪水や土砂崩れが頻発したのです。

 

その後、国は比較的成長が早い杉や檜などを、30~40年で成長することを想定して植林政策をすすめてきました。その結果、近年になり森が蘇り、しかし手入れがされずに荒廃しているのが現状なのです。

 

森は緑のダムとも言われる、貴重な水資源です

荒廃した森は、じつは動物や植物にとってあまり好ましい環境ではありません。

一度、手が入っている人工林は、人が手を入れていくことで、生態系のバランスが保たれます。

 

人工林は手を入れることで循環する

その例が、里山です。人が手を入れ続けている雑木林は、動物も、植物も、人も暮らしやすい生態系を生み出しているのです。

 

木の家を建てるということ

木の家を建てるということは、森林に人の手が入り、森が蘇ることに繋がります。

森は人の暮らしを支えるふるさとです。

森は二酸化炭素を吸収し、酸素を生み出してくれます。

森の仕事も増え、地域の雇用にもつながります。

建材として使用した木材の端材(はざい)は、薪としても利用でき、バイオマスエネルギーになります。

 

木の家を建てるということは、地産地消、人と森の共生に繋がり、人の暮らし、地域や地球の環境を守るための循環を生み出すことにもつながるのです。

 

茨城で木の家を建てるならエーベンハウス

エーベンハウスとはドイツ語で「平らな家」。無垢の木や基礎からこだわった地震が来ても傾かない「骨太で平らな本物の家」づくりをしたいという想いから名付けました。

私たちは、木をふんだんに使った健康な家づくりをしています前身は林業として始めた入江木材です茨城の森を創ってきた木を知り尽くす私たちだからこそ、木材の快適性や安全性など優れた性能を最大限に生かした家づくりができます。

高品質・適正価格の上質な木材を見極め、中間マージンを大幅にカットして、ワンランク上の素材をリーズナブルにご提供します。長く安心して住める家づくりをモットーに安全で健康的な建材のみを使用します。

施工エリアは、石岡市、小美玉市、かすみがうら市、鉾田市、行方市が中心です。その他のエリアの方もご相談ください。

確かな品質と保証、地域に根差した住まいづくりで、ハウスドクターのように住まいの問題を解決していきます。

平倭(平屋)の家モデルハウス
木づきの家モデルハウス

〒315-0001 茨城県石岡市石岡13446−36

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    EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部 EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部

    本当の本物の住まい造りを信念にお客様にとってなにが本当に良いものかを常に考え、安易に新しい工法、新しい建材を取り入れず、本物の無垢材の品質を高め、地産地消をモットーに国産材を使用し永く安全に快適に暮らせる住まいを提供していきたいと考えています。

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    茨城県知事許可 第030673号

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