家を建てるなら無垢材?集成材?

木造住宅を建てる際に、構造材に「無垢材」を使っている会社、「集成材」を使っている会社があり、何が良くてどのような違いがある、が分からないという方が多いのではないでしょうか。さらにイメージがある方でも人によって様々です。

・無垢材は高いのではないか?

・無垢材は割れや反れやすいのではないか?

・集成材の方が強度があるのではないか?

・集成材はシックハウス症候群になりやすい?

それぞれの特徴を理解して検討してみましょう。

 

無垢材


「無垢」=「混ざり気のない」という意味で、一本の木から取れるつなぎ目のない材木のことを指します。

森林で育った自然の木を使用する形状そのまま丸太から製材したものをいいます。

 

 

集成材


原木を板状にスライスした複数の木材を、繊維方向に沿って強力な接着剤で張り合わせたものです。

 

かつての日本では、無垢材で家がつくられてきましたが、集成材が誕生した背景には、戦後の高度経済成長期の住宅の大量供給があります。

集成材はいわゆる「工業製品」で、工場で大量に安定して生産でき、コストも安くできるために普及しました。

 

それぞれのデメリット


無垢材

無垢材は自然素材のため、扱いが難しく目利きの力が必要だと言われています。集成材に比べて割れや反れが起きやすいとのイメージがあるみたいですが、昔よくあった話で今構造材に使用されているのは含水率と言われる水を含む割合が低かったりよく乾燥させたりするケースがほとんどなので、だいぶ少なくはなっています。とはいえ、集成材に比べると現象が出やすいのはデメリットです。

集成材

集成材は、反れが起きる方向同士を接着剤で張り合わせるので狂いづらいのが大きな特徴でありますが、狂いづらくしている接着剤に問題があります。約30坪の家を建てるのに約80本の集成材を使います。(土台・梁含めるともう少しあります)80本の集成材を作るのに200リットルのドラム缶1本分の接着材が使われています。もちろん接着材にはホルムアルデヒドが含まれています。ホルムアルデヒド対策として国土交通大臣認定の等級付けがあり、F☆☆☆☆(フォースター)という最上位規格であれば制限なく使えるため、今やフォースターのみが使われますが、接着剤にはかわりはありませんので疑問が残ります。

強度の違いは?

集成材は無垢材に比べて強度が強いと言われていますが、それは新品の時です。集成材は人工材ですので、作ったその時から劣化が始まります。その原因も接着剤の使用によるものです。昔は、接着剤の劣化が早く剥がれてくるいったケースもありました。最近は接着剤も変化して、劣化はしづらくなりましたが、劣化はします。人工材である以上、どの程度長持ちするか確認の必要があります。これは集成材に限ったことでなく、すべての人工で作られた材料に言えることではあります。ただ、暮らしを支える大切な家の躯体が長持ちしないものであるのは恐怖なので、その接着剤が何十年も持つのかしっかり確認しましょう。

それに比べて、無垢材は劣化していくどころか年月とともに強度が増していきます。それは実験データではなく、実際の歴史が物語っています。奈良の法隆寺は1300年以上存続しおり、世界最古の木造建築物です。

 

 

それぞれの特徴を理解したうえで、納得のいく家創りをしましょう。

エーベンハウスでは、お客様の暮らしを支える大切な家の構造体・躯体には集成材を使いません。前身が材木屋というメリットを生かし、余計な中間マージンカットにつとめ、無垢材を低価格でご提供します。

茨城県で注文住宅をお考えの方、構造体に国産材をふんだんに使用した本物品質の住まい創りをしてみませんか?

 

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    監修者情報

    EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部 EBEN HOUSE エーベンハウス 編集部

    本当の本物の住まい造りを信念にお客様にとってなにが本当に良いものかを常に考え、安易に新しい工法、新しい建材を取り入れず、本物の無垢材の品質を高め、地産地消をモットーに国産材を使用し永く安全に快適に暮らせる住まいを提供していきたいと考えています。

    【建設業許可番号】

    茨城県知事許可 第030673号

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