知っておきたい屋根材のお話

注文住宅を検討する際、外観をこういう風にしたい!というイメージがおありの方が多いかと思います。デザイン面の他にもコスト面やメンテナンス面で選んだり、ひとそれぞれで建築会社によっても推奨している種類が異なります。

弊社では、標準仕様を瓦かガルバリウム鋼板の2種類からお選びいただけます。今回は「瓦」をピックアップしてご紹介します。


1.瓦の歴史

2.屋根材の種類

3.初期費用とメンテナンス費用

4.地震に弱い?

5.快適性について

6.家の寿命が変わる?


1.瓦の歴史(以下 栄四郎瓦株式会社HP 引用 http://www.eishiro.co.jp/index.html)

日本瓦の産地は、主に3つあります。三州瓦、石州瓦、淡路瓦です。

弊社が使用しているのは「三州瓦」です。

三州瓦は愛知県西三河地方で生産されています。日本を代表する粘土瓦産地であり、粘土瓦生産量の約75%を占めています。

寒冷な気候にも耐える耐久性、寸法精度などに優れ、豊富な形状と色のヴァリエーションを揃えています。全国各地の社寺建築を始め、日本住宅にも多く使用されています。

特許庁による全国的な知名度があり、地域の産業として根付いていることを証明する「地域ブランド」として三州瓦は認定されています。

粘土瓦の歴史は古く、中国では約3,000年前に始まったといわれ、日本には1,400年前頃に百済からやってきた瓦博士によって伝えられたと言われています。奈良市の元興寺には瓦博士によって伝来当時に作られたといわれる瓦が現在も屋根に葺かれており、古都奈良の文化財のひとつとして世界遺産に認定されています。

三州瓦が造られるようになったのは西暦1,700年頃といわれ、この頃から寺院、城郭以外に民家でも瓦が使われるようになり需要が増えたことと、三河地域にて瓦原料である良質な粘土が採取されたこと、船便などの輸送の利便性が産地形成の要因になったものと思われます。

昭和時代に入り、従来の黒瓦とも言われるいぶし瓦に加え、赤褐色の色合いの塩焼瓦が製造されるようになり、昭和30年代には塩焼瓦は様々な美しい色種を呈する釉薬瓦へと進化してきました。三州産地はこうした新製品の開発と共に、真空土練機やトンネル窯の導入などの技術革新にも取り組み、日本の粘土瓦産業をリードしながら発展してきました。

2.屋根材の種類

瓦・・・粘土を使った焼き物。表面は強く、色味に関しては半永久的。昔からある屋根材の王道です。

金属・・・最近主流になりつつあるアルミニウム、亜鉛、シリコンから成るアルミ亜鉛合金メッキ鋼板。耐久性が高く、デザイン性の面から建築家にも愛用されています。

化粧スレート・・・セメントと人工繊維や天然繊維を加圧成形した板状に、着色したもの。初期費用が安く、一般的に普及している。

3.初期費用とメンテナンス費用

瓦は最初にかかる費用が、ほかの屋根材と比べて高いです。しかし瓦は耐久性に優れ、長期の使用に耐えられるためメンテナンスにコストがかかりません。

普及しているスレート系や、製品によって誤差はあるものの、10年くらいから退色などがみられ定期的な塗り替え、葺き替えが必要になります。

30年、40年の長期で考えると、瓦のほうが経済的とも言えます。

4.地震に弱い?

瓦屋根は一般的に地震に弱いイメージが多いですが、現行のガイドライン工法で正しく施工されたものであれば、安全であることが耐震テストで確認されています。

重量でいうと、やはり瓦が重いですが、重い屋根でも軽い屋根でもそれぞれの重さを考慮して設計されるために、屋根の重量に耐えうる構造体にすることによって、地震の揺れに対しては安全と言えるかもしれません。

5.快適性について

屋根断面に空気層を設けることが熱量が少なくなり、室内の温度変化も少なくなります。それに加えて粘土瓦は、金属やスレートなど他の屋根材に比べて素材自体の耐熱性が高いことが特徴です。

冬場など、日中に瓦に蓄えられた熱が日没後の温度低下を緩やかにしてくれます。「夏涼しくて冬暖かい」エコな屋根材です。

6.家の寿命が変わる?

スレート葺きなどの場合、屋根下地は合板を使います。また、スレート自体の耐久性の問題から、10年20年後になると雨が浸透し、葺き替える時に屋根を剥がしたら、下地材が痛んでいることが多くあります。

屋根は家の一番てっぺんの部分です。太陽光を始め、雨や雪などの様々な自然環境の中を耐え抜く力が必要不可欠です。屋根材がしっかりしていないと躯体にまで影響を及ぼすことは十分にあり得ます。

 

 

今やいろいろな屋根材が普及してきていて、色やデザインのバリエーションも様々です。自分たちに合った材料選びは非常に重要です。長所があれば、必ず短所もあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し後悔のない家創りをしましょう。

茨城県で注文住宅をお考えの方、構造体に国産材をふんだんに使用した本物の家創りを一緒にしましょう。

ぜひ、一度エーベンハウスにご相談をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

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