茨城県産材

みなさん、こんにちは。

今日は曇りのち雨の予報です。少しは過ごしやすい一日になりそうです。

コロナに負けず、笑顔で頑張りましょう。

当社は住まいの構造材に茨城県産材を使用していますが、そのこだわりは林業のルーツにあります。

私の父親は祖父と一緒に炭の生産をしていました。炭は樫木(樫など)を焼き作ります。

その原木の中に、松の木や杉の木、桧の木などが生えており、炭に適していない原木を伐採して原木市場などに出荷していました。

それから次第に原木の伐採に力を入れるようになり、松は住宅の梁材として販売し杉の木は柱や丸桁として販売し桧の木は土台や造作材に販売していました。

余談ですが、桧柱は火柱と言って使うのを嫌がった地域もありました。また、笠間地区の桧は石桧(いしっぴ)といい木曽桧などより硬く赤身の色が強いのが特徴で油が多いとされていました。

エーベンハウスでは最初から八溝の桧を土台に、八溝の杉を柱に使い3寸5分(105㎝)角の1.3倍の強度がある一回り大きい4寸(12cm)角を使用しています。

地産地消という言葉がありますが、その土地のものを使うから狂いが少ないし腐れや虫などにも強いわけです。

ここに肌で感じた経験値が生きているわけですね。

 

「知識をただ知っているのと、実際に歩くのでは神髄の感じ方が違います」

 

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