建物と土地はセット

今、当社では、土地の関係で着工待ちのお客様が数組いらっしゃいます。

家を建てる時には土地の状況によって、予算もスケジュールも変わってきます。その内容を大きく分けて、1.建築基準法との適合 2.建てられるまでにかかる費用 3.土地の名義について説明したいと思います。

当たり前のことですが、お家は必ず土地の上に建てます。この”土地”の状況によってすぐ建てられる場合もあれば、時間がかかってしまう場合もあります。一番最悪だと、建築が不可なケースもあります。例えば、家が建っているから大丈夫だと安心していても、その当時の建築基準法では建てられても、法改正されていて、今建てようと思ったら再建築不可という場合です。

また、資金計画に影響を与えることもあります。親御さんが土地を持っていて、土地代がかからないと思っていても、調査してみたら、水道の引込や造成工事等にお金がかかり、土地を購入するのと金額がそこまで変わらなく、環境が整っている土地を購入したほうが良いという事例がありました。

ただ、資金計画に関しては、土地を購入した場合も同じです。不動産屋さんが重要事項説明書で説明してくれているから大丈夫と思っていても、予想外のお金がかかることがあります。土地を購入する場合でも、不動産屋さん選びも重要と言っても過言ではありません。しっかりと丁寧に説明してくれる不動産屋さんを選びましょう!

あと、よくあるケースが土地の名義関係です。今ほとんどの方が金融機関から住宅ローンを借りて建築しますが、金融機関は必ず土地と建物を担保に融資をします。そこで、土地の名義が重要になってきます。家を建てる人の名義であれば問題ありませんが、親の名義や、亡くなられている方の名義のままだと、担保提供者になってもらったり、名義変更をしたりして、融資を受けられるように整える必要があります。

上記で説明したのは、ほんの一例で、条件が全く同じ土地というのは存在しないため、その条件は様々です。必ずマイホームの計画時には、土地の調査をして自分たちが家を建てる”土地”の状況を理解することが大切です。メーカーや工務店は敷地調査をしてくれますので、計画されている方は、早めに自分たちの土地を把握し、早めの予算・スケジュール管理が重要です☝

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