家が完成するということ
みなさん、こんにちは。おととい、昨日あたりは強風でしたが、今日は快晴で風もなく穏やかな一日ですね。
連日、新型コロナウイルスのニュースが続いておりますが、この影響により、住宅業界も大きなダメージを受けています。
ご存じの通り、家はいろいろな部材、機器が組み合わさって完成しております。
聞いた話によると、住宅設備機器は、規格化されたサイズはあるものの、部品までは規格化厳守ではなく独自の展開なので、ねじ1本の不足でも出荷ができないようなことも事実あるみたいです。
各メーカーからも中国生産の一部商品の納入延期と新規注文の納期について次々連絡がきているところです。
・エアコン
・バスルーム(暖房換気乾燥機、タオル掛け、握りバー等)
・キッチン(レンジフード、IHヒーター等)
・トイレ
・給湯器
・各細かい部品(例 建具のドアノブ等)
方法としては、出荷再開まで待つか同等品で対応するかになると思います。
震災や台風で被害があると同様に、製品の生産ができずに出荷が停止します。実際に、2018年に近畿地方を襲った台風21号で、工場が甚大な被害に遭い、生産の見通しが立たないという事態になりました。突如こういった事態は襲ってくるので、メーカーも建築会社も対応が大変かと思います。
これらは発生することを予想できないし、予防策もなかなか難しいと思います。
こういう風に見ていくと、家ひとつできるのは、当たり前のことではなく奇跡の連続みたいですね!!
何もなかった土地に、お施主様の家づくりに対するいろいろな思い、我々作り手の思いがこもって、現場でいろいろな部材が組み合わさって形作られて家が出来るというのは改めてものすごいことだし、感動するものだなと思いました!!