土地探し②

前回の記事の続きです。それは、不動産屋さんに土地購入を拒否されたという投稿です。

土地探しに一年半かかったAさん(仮名)。何度も良い土地を逃してきたAさんはやっと出会えた土地があり、また同じ繰り返しにならないようにすぐに買付を申し込んだそうです。

その時相談していた工務店は土地の手続きに関してはノータッチでAさんが直接不動産屋に買付をしたそうです。

ところが不動産屋に直接電話をかけた所、個人のお客さんということで受けてもらえなかったそうです。

なぜか?

いきなり素人に土地を売るにはリスクを考え買付を受けなかったそう。不動産屋さんは建築のプロではないから、自分の売っている土地が本当に建築を出来る条件が

正直分からないのだそう。あとから建築に向いていないとなると、白紙になる可能性があるとのことなので、建築に関して経験豊富な建築会社に間に入ってもらうことで、

建築に適さない土地か判断してもらいトラブル回避につながるという考えだったそうです。また、きちんと支払いが可能かどうかなど資金計画的なところも不安材料だそう。

なので、不動産屋は土地を売らないというより、しっかりそれが売買としてスムーズに進む確証が必要だったということです。

 

過去にそういったトラブルがあった場合は、また同じことが起きないように不動産屋さんもそういう対処はしますよね。もちろん全部の不動産屋さんがそういうことではありません。

ただ、実際に蓋をあけたら建築にはちょっと、、、という可能性もあるので私もよく建築と土地は一緒に進めて下さいという話をしています。

土地には建築に向き不向きがあります。もともと建てる土地が決まっていたりする場合であればそれを攻略する方法を建築の方で考えたりしなければなりませんが、土地を購入する場合はあらかじめそういう部分も前もって把握したうえで進めていくのが大切です。

それが分かりながら土地を選択していければ良いですよね!

多くの人が土地探し、家づくりは初めての経験です。何が起きるか予測できないことも多くあります。

余裕を持っていて進めているつもりでも、やはり普段の生活をしながらだと後回しになってしまうこともあります。

前もって建築のプロに土地の相談をしながら土地探ししていくのが大切です。

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