リフォームか建て替え

おはようございます。

今年に入ってから、リフォームか建て替えの相談が立て続けでありました。

先日も現地お伺いし、今日も現地に行ってお客様からお話を聞きながら提案してきたいと思います。

どちらのお客様も共通しているが、「残された後の人のことを考えると、、、」ということです。

築60~80年の材料にこだわった立派なお家で、それをそのまま活かしながら耐震性、断熱性を強化し水回り設備を入れ替え間取りを変更するか、解体して建て替えるかなのですが、

それを建てたときの苦労がある分、壊してほしくないという気持ちと、この後それを維持管理していく子・孫の気持ちがよく入り交じるケースが多いです。

昔の人は、今みたいにローンを借りて家を建てられませんから、職人さんたちに払う手間を体でお金を一生懸命稼いで、材料などは自分たちの山から切ったものを乾燥させて大事に保管して使っていました。昔の人は家一軒建てるのに今の人とはまた違った相当なパワーが必要でした。それがあるので安易に壊してほしくないという気持ちがあるのです。

そして今の人は、こんなに大きな家屋敷を管理できない、これから先が長い私達が管理していくのだからもっとコンパクトにかつ手入れがしやすいものにしたいといった気持ちです。

私達も色々なお客様と接している分どちらの気持ちを非常に理解できます。

その気持ちを汲みながらお互いに納得がいくように提案して進めていくのが私達の仕事でもありますが、何よりもきちんと両方に耳を傾けて直接お話を聞いてみないことにはわかりません。本当はどう思っているのか、昔の人はその大変であったことを分かってくれれば良いというケースもあります。

何より私達はお客様が笑顔が最前提ですから、他者貢献の気持ちをもってご対応していきたいと思います。

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