モデルハウス見学

みなさん、こんにちは。

先月末、勉強を兼ねて高性能モデルハウスの見学に行ってきました。

昨今、住宅業界では話題になっている2025年問題です。日本の省エネ基準の適合義務化がなされ、住宅性能の底上げが期待されています。

日本の住宅性能は他国に比べて遅れているとずっと言われてきました。その理由の一つに国による制度面強化の遅れがありました。

しかし、国もついに動き省エネ上位等級が新設され高性能化志向はますます加速しそうです。今まで断熱等級の最高等級が4でしたが、昨年23年ぶりに新設され、5.6.7と一気に3段階増えることになりました。

性能を強化するのは前提として、それに伴う差別化競争が起きるが、高性能だけでの差別化は確実に影響力が低下すると言われています。数値だけを追い求めると建物形状はシンプルにそれに加えて性能向上によるコストアップの他にインフレによる価格上昇を抑えるために窓の数や面積が小さくなると「最低限のボリュームの躯体+小さい窓」が主流になると、顧客満足にシンプルに影響してくる。性能を保ちながら、いかに開放性を追求するかが、今後のポイントになることを知りました。

 

前置きが長くなりましたが、それらの市場の大きな変化に対応して勝ち残るためにも日々私たちも進化していかなければなりません。

私たちも更なるフラッグシップモデルの商品を開発中です。しかし「私たちは、単純に家を売っているのではない、快適な家によるその先の生活、楽しさを共有し提供していきたい」数値だけにとらわれず、コストパフォーマンス、デザイン・品質のバランスなどトータル的に考えています。

UA値0.26 断熱等級7 現日本における最高断熱等級の家を見てきました。

正直等級7は数値を追い求めていくだけでコストも考えると現実的ではないし、なによりコスパ的にどうなのかというところです。ただ実験的に検証したかったと設計士も話していました。物事はなにも表裏一体です。メリットがあれば必ずデメリットもあります。

私たちも視野を広くもち色々なことにチャレンジしていきます。

 

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