シックハウス

みなさん、こんにちは。

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、だいぶ過ごしやすい気温になってきましたね。しかし昔からの言い伝えって本当に凄くないですか?

 

話は変わりますが、昨日ご新規の来場がありました。

その方は、なんとまだお若いのに2回目に家づくりを検討中。その理由は、お子様の「シックハウス症候群」疑惑だそうです。

シックハウス症候群とは、「Sick House」との言葉にあるように、家に由来するさまざまな健康障害の総称を意味する用語です。具体的な症状には「頭痛」「目がチカチカする」「鼻水」「くしゃみ」「喉のイガイガ」「吐き気」「湿疹」などがあります。

シックハウス症候群の原因とされるのが、建設時に利用される接着剤や塗料などに含まれる有機溶剤、木材をシロアリなどから守る防腐剤、またはそれに類する揮発性有機化合物化学物質から発せられる有害なガスです。

私らはエーベンハウス設立当時から自然素材をふんだんに使用した100年続く健康住宅をモットーに住宅を提供してきました。シックハウスの恐ろしさもお客様に十分にお伝えしてきました。しかし、皮肉なことに人間というものは実際に経験をしてみないことにはあまり実感が湧きづらく、まともに耳を傾ける方もいらっしゃる中、大丈夫だろうと大して気にしない方もそれなりにいらっしゃいました。

昨日の方も、住んでみてから分かることが多いのが住宅の難しいところとおっしゃっていました。

ほとんどの方にとって一生に一度の買い物で、買い替えるということが出来ないので、私ら住宅を提供する側は本当に責任を持ってお客様の一生を預かるというぐらいの覚悟を持たないといけないと再確認しました。

最近の方はデザインばかり重視される方が多いような気もしますが、もちろんデザインも重要ですが、住み心地、快適性、健康な住まいという住宅の本質をもう一度踏まえて検討べきだなと改めて感じました。

もちろん選ぶ基準は人それぞれです。我々の価値観も別に押し付けたりするわけではありませんが、後悔しない住宅選びをしてもらいたいものです!

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