こいのぼり

今日は子どもの日です。

子どもの日になぜ鯉のぼり🎏をあげるのか。ざっくりな理由は知っていましたが改めて調べてみました。

鯉は中国の「登竜門」、日本の「鯉の滝登り」の伝説に由来していてで出世のシンボルでした。

人生という流れの中で遭遇する難関を鯉のように突破して出世してほしいという願いが込めれらています。

 

もともと日本では、将軍に男の子が生まれると旗指物(家紋のついた旗)や幟(のぼり)を立てて祝う風習がありました。やがてこれが武家に広がり、男の子が生まれた印として幟を立てるようになりました。

端午の節句には幟を立て、虫干しを兼ねて鎧や兜を飾るのが武家の習わしでした。

一方、江戸の裕福な商家でも、武家に対抗しようと武具の模造品などを飾るようになりました。そして、鯉の滝登りで立身出世のシンボルだった鯉を幟にするアイデアがうまれ、武家の幟に対して、町人の間で鯉幟(こいのぼり)が揚げられるようになったそうです。。

江戸時代に誕生した鯉のぼりは、黒の真鯉のみでした。やがて、明治時代ごろから緋鯉が加わり、真鯉と緋鯉の2色になりました。

●黒…大黒柱である父親
●赤…生命を担う母親
●青…成長していく子供

上記の様に現在は、黒の真鯉は父、赤の緋鯉は母で、長男が青、次男が緑、長女にはピンクやオレンジ……という感じで、家族が増えるたびに増やしていく家庭が多いようです。

子どもに対する親心を感じられますね!
 

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